11月19日に、2026FIFAワールドカップアジア最終予選の第6戦として中国代表と対戦したサッカー日本代表。その試合前日の現地スタジアムでの、アウェイならではの光景が注目されている。 10月18日、森保ジャパンは中国・厦門のスタジアムで…

 11月19日に、2026FIFAワールドカップアジア最終予選の第6戦として中国代表と対戦したサッカー日本代表。その試合前日の現地スタジアムでの、アウェイならではの光景が注目されている。

 10月18日、森保ジャパンは中国・厦門のスタジアムで前日練習を行った。その様子は報道陣にも冒頭15分のみ公開されていたが、その際の様子を日本サッカー協会が一部、披露した。
 10月22日、公式ユーチューブを更新して恒例の『Team Cam』を公開。「Team Cam vol.03|小川航基の2ゴール、板倉滉のゴールで1-3で勝利 中国代表戦の舞台裏|SAMURAI BLUE |AFC Asian Qualifiers - Road to 26」と題して、中国戦に至る様子を映像で紹介したのだが、その中で注目されたのが厦門のスタジアムでの光景なのである。
 試合当日、このスタジアムのピッチ幅が狭くなっていたことが注目されていたが、このチームカムでもその白線にピントを合わせた映像が。町田浩樹はその白線を見て、「あからさまに縮まってますね」と驚いていた。映像でも確認できるが、本来の白線の痕跡がくっきりと残っている。

■「ドローンで偵察もされてたのか」

 その白線の直前には、ここまで話題になっていない別なものも映されていた。ドローンである。スタジアムのピッチの上にドローンが飛んでおり、日本の練習を偵察するかのような飛行をしている。
 このドローンは練習前にはスタジアム上空を飛んでおり、その不審さで本誌記者も当日に現地で撮影していた。しかし、練習が始まると見えない場所へと移動。練習中はというと、報道陣には非公開となっていたため、ドローンの行方は分かっていなかった。
 JFAが公開したこのドローンの映像にはSNS上でも多くの反応があった。
「白線の跡とかドローンとかちゃんとteamcamに残すJFA好き」
「この間のサッカーの中国戦前ドローンで偵察もされてたのかw」
「ドローンやライン変更など、映像に残すの無言メッセージを感じるね」
「しっかりTeam Camで中国のドローン映されててワロタ」
「これアカンのでは?」
「ドローンちらっと写ってたw」
「JFAのYouTubeで日本代表のTEAM CAM見てたら多分中国代表ドローンで偵察してて草。絶対処分しろ。笑」
 このドローンが中国側のものかどうかは、明らかになっていない。一方で、JFAが映像に残してそれを公開していることは事実だ。
 その練習で森保一監督は選手に対して「いろいろと多分、あると思うので。そういうことも含めて何が起きるか分からないということは、頭の中に入れながらも、その状況で最善の準備をしていくこと」と呼びかけている。
 ちなみに、パリ五輪ではドローンを使って対戦チームを偵察したとして、勝点のはく奪処分が下された例もあった。はたして今後、その真実は明らかになるのか。

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