「M☆Splash!!」の新メンバーオーディション2次審査が9、10日に行われた ロッテ公式チアパフォーマー「M☆Splash!!(エムスプラッシュ)」の2025年度新メンバーオーディション2次審査が9、10日にZOZOマリンスタジアムで行…

「M☆Splash!!」の新メンバーオーディション2次審査が9、10日に行われた

 ロッテ公式チアパフォーマー「M☆Splash!!(エムスプラッシュ)」の2025年度新メンバーオーディション2次審査が9、10日にZOZOマリンスタジアムで行われた。1次審査(書類審査)を通過したのは144人。9日は、約70人の受験者がM☆Splash!!メンバー入りを目指し2次審査に挑んだ。

 受付と着替えを済ませた受験者は、審査会場でウォームアップをしながら思い思いの時間を過ごしオーディションの開始を待った。審査員が会場に登場し紹介が終わると、すぐに30分間の規定ダンスの振り入れへ。ダンスをレクチャーするのはM☆Splash!!ヘッドコーチの長峰美紀(ながみね・みき)さんだ。

 長峰さんが「この振り付けが30分で覚えられないと、この先メンバーになってからキツイです。だからこの30分は集中して!」と声をかけると、受験者たちはより引き締まった表情で「はい!」と返答した。まわりの受験者、会場の空気などに気を取られることなく、30分間でいかに集中して振り付けを自分のものにできるか。この日までに準備してきたことが試される時だ。

 規定ダンスの振り付けは、ダブルピルエット、バットマンなどの基礎的なテクニックから、ジャズ、HIPHOPなどの要素が盛り込まれた。レクチャーされた振り付けに必死に食らいつくも、思うように踊れず自信なさげになっていく受験者、振り付けをすぐ飲み込みパフォーマンスにどんどん磨きをかけていく受験者、そこにはさまざまな表情があった。

残り5分で響いたHCの声「絶対に最後まであきらめないでやる!」

 振り入れが残り5分ほどとなったころ、長峰さんは受験者にこう声をかけた。「どんなにあがいてもあと5分です。ここで頑張れるか頑張れないか、今みんなの人生が大きく変わろうとしているタイミングなんだよ。それを肝に銘じてこの5分を使わないと後悔する結果になるので絶対に最後まであきらめないでやる! がんばってください」。

 受験者は厳しい中にも優しさが溢れた言葉に背中を押され、“人生を変える5分”に再び自らを奮い立たせた。30分間の振り入れが終わると、1グループ4人ずつが審査員の前でダンス披露、その後は1人ずつ特技披露と進み、2次審査は終了した。2次審査通過者は最終審査(WEB面談)へ進み、いよいよM☆Splash!!の新メンバーが決定となる。

 来シーズン、ロッテの勝利のため力強く華やかなパフォーマンスでZOZOマリンスタジアムを盛り上げるのはどんなメンバーなのか。オーディションを勝ち抜きM☆Splash!!の一員となった新メンバーに要注目だ。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)