エンゼルス1年目のソーシア監督が祝福 ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、満票で自身3度目、ナ・リーグでは初となる最優秀選手(MVP)に輝いた。選出した全米野球記者協会(BBWAA)が発表した。メジャー1年目の2018年にエ…
エンゼルス1年目のソーシア監督が祝福
ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、満票で自身3度目、ナ・リーグでは初となる最優秀選手(MVP)に輝いた。選出した全米野球記者協会(BBWAA)が発表した。メジャー1年目の2018年にエンゼルスの監督を務めていたマイク・ソーシア氏が「ショウヘイは問答無用でナ・リーグのMVPで、(MVPに)相応しいと思う」と祝福した。
大谷はドジャース加入1年目の今季、159試合に出場し、前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」も成し遂げるなど、最終的に打率.310、54本塁打130打点59盗塁をマーク。本塁打王と打点王の2冠に輝き、チームのワールドシリーズ制覇にも貢献した。
ソーシア監督は大谷が1年目の2018年までエンゼルスの監督を務めた。「彼がうちに来た時は制限があった。打席数、投手として登板したあとの打席、そして知っての通り彼は投手もやっていたから打席数が少なかった。私たちは彼のコンビネーション(起用法)が確立すれば、打てることはわかっていた」と振り返った。「今の活躍くらいできる潜在能力はあったよ。大変素晴らしいシーズンを送ったね」と笑顔で祝福した。
当時の大谷は「自信満々で(エンゼルスに)入ってきた」と笑う。「2018年からもうすごい選手だったんですけど、経験のおかげでレベルアップしたと思います」と成長を振り返った。続けて「彼は(受賞する為に)努力をしたのだ。今後もMVPを獲得し続けるだろう」とエールを送った。(川村虎大 / Kodai Kawamura)