リーグを跨いだ2年連続の受賞なら初となる 全米野球記者協会(BBWAA)が選出する両リーグの最優秀選手(MVP)が21日(日本時間22日)、米番組「MLBネットワーク」内で発表される。受賞が確実視されているドジャース・大谷翔平投手は、受賞な…

リーグを跨いだ2年連続の受賞なら初となる

 全米野球記者協会(BBWAA)が選出する両リーグの最優秀選手(MVP)が21日(日本時間22日)、米番組「MLBネットワーク」内で発表される。受賞が確実視されているドジャース・大谷翔平投手は、受賞なら2つの史上初を達成する。

 二刀流で2度のMVPに輝いている大谷は、昨年9月に右肘手術し、ドジャース1年目の今季は打者に専念。前人未到の「54本塁打&59盗塁」をマークし、リーグ2位の打率.310もマークした。

 受賞ならエンゼルス時代の2021、2023年に続く2年連続3度目。両リーグでの受賞はフランク・ロビンソン(1961年レッズ、1966年オリオールズ)以来。リーグをまたいだ2年連続の受賞は初となる。

 また、指名打者でのMVP受賞ならMLB史上初となる快挙。大谷は米野球データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出するWARで「9.2」をマーク。これまでシーズンの65%以上を指名打者として出場した選手の中ではエドガー・マルティネス氏がマリナーズ時代の1995年に記録した「7.0」を大幅に更新した。(Full-Count編集部)