今週の月曜日。農林水産省で「令和6年秋 褒章伝達式」が執り行われ、家内を伴って出席させていただきました。黄綬褒章は、農業、商業、工業などの業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する人物に授与されるとあり、長年競馬の発展に貢献、畜…
今週の月曜日。農林水産省で「令和6年秋 褒章伝達式」が執り行われ、家内を伴って出席させていただきました。黄綬褒章は、農業、商業、工業などの業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する人物に授与されるとあり、長年競馬の発展に貢献、畜産振興などに寄与してきたということで、受章の栄誉に浴しました。本当にありがたいことです。
伝達式のあとは、皇居に移動して天皇陛下にお目にかかる光栄にも恵まれました。陛下から「ドウデュースは素晴らしい馬ですね」というお言葉をいただいたときは、まさに身が引き締まる思いがしました。
「馬体はパーフェクト」
今週末はジャパンカップ。ドウデュースの出番です。2歳時からすごく完成度の高い馬でしたが、5歳の秋を迎えて馬体はパーフェクトになっています。今年の秋に関しては、精神面での落ち着きも出てきて、馬がやるべきことを分かっているなと感じています。
ディープインパクトの最終産駒で、ヨーロッパの最強馬と言っていいオーギュストロダンがこのジャパンカップに参戦というのは非常に大きいこと。たまたまですが、ディープが国内で唯一の敗戦を喫したハーツクライの産駒に騎乗して、ディープインパクトの傑作と戦うのですから、改めて競馬は面白いなと思います。
ドウデュースと一緒に戦えるのはこのジャパンカップを含めてあと2戦しかありません。すごい馬たちが集まって、みんなが勝ちたいわけですから、楽なレースにはならないことも覚悟しています。脚質的にちょっと偏っているところがある馬なので、展開にも左右される可能性もあるでしょう。そこは慎重に悔いがないように乗りたいと思います。