米女子プロゴルフ協会(LPGA)は20日、2025年の新規日程を発表した。ツアー創設75年のシーズンは今季同様、全35試合(非公式2試合を含む)が組まれた。賞金総額は1億3100万ドル(約203億500万円)で、過去最高額だった今季の1億…

2025年の日程を発表するLPGAコミッショナーのモリー・マクー・サマーン氏

米女子プロゴルフ協会(LPGA)は20日、2025年の新規日程を発表した。ツアー創設75年のシーズンは今季同様、全35試合(非公式2試合を含む)が組まれた。賞金総額は1億3100万ドル(約203億500万円)で、過去最高額だった今季の1億140万ドルを更新した。

1月30日からフロリダ州でシーズン開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」がスタート。第2戦も同州で、今年5月に開催した「ファウンダーズカップ」を行い、オープンウィークを経て「ホンダ LPGAタイランド」からアジアシリーズ3試合に移行する。

5月の「ブラックデザート選手権」(ユタ州)と「リビエラマヤオープン」(メキシコ)は新規大会で、メキシコでのLPGAツアー開催は17年ぶり。また、世界ランキングに基づく8カ国の対抗戦「ハンファライフプラス インターナショナルクラウン」は10月に韓国で開催される。

LPGAコミッショナーのモリー・マクー・サマーン氏は会見で「日程を組むうえで、まだ完璧ではない。選手の休養などを考慮して、もう少し地理的にうまく組めれば、と思うが、それ以外はすごくいいと思う」と語った。過去最高額を更新した賞金総額については「私たちの仕事は選手の才能に見合った生計を立てる機会を確保すること。男子と同じくらい稼げるようにしていきたい」とまだまだ満足していない様子だった。(フロリダ州ネープルズ/石井操)

2025年度 米国女子 ツアースケジュール