世界一に導いたにも関わらず、ロバーツ監督には票が集まらなかった(C)Getty Images 現地時間11月19日(日本時間20日)、全米野球記者協会(BBWAA)会員の投票による今季の最優秀監督賞が発表され、ア・リーグはガーディアンズのス…

世界一に導いたにも関わらず、ロバーツ監督には票が集まらなかった(C)Getty Images

 現地時間11月19日(日本時間20日)、全米野球記者協会(BBWAA)会員の投票による今季の最優秀監督賞が発表され、ア・リーグはガーディアンズのスティーブン・ボート監督、ナ・リーグはブルワーズのパット・マーフィー監督が受賞。ドジャースの指揮官として就任9年目だったデーブ・ロバーツ監督は、ナ・リーグ7位に終わっている。

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 チームをワールドシリーズ(WS)制覇に導きながらも3人の3位票しか集まらなかったロバーツ監督。この結果には、一部から不満の声が上がっており、中でもドジャース専門サイト『True Blue LA』は、「就任9年間で全て投票を受けている彼だが、合計3ポイントはその中で2番目に低い得点であり、これまでで最低の成績だ」と報じた。

 さらに記事内では、「職務の大部分が目に見えないため、最も定義が難しい賞だ」と記し、「期待を上回る成績を収めた監督に贈られる傾向があり、マーフィー監督が見事これに合致していた」と分析。「毎年ドジャースへの期待が高すぎるため、この点でロバーツ監督が不利だった。優勝候補は、なかなか期待を上回れない」と指摘している。

 なお、今回発表されたナ・リーグ最優秀監督賞の投票結果は、以下の通りだ。

1位:パット・マーフィー監督(ブルワーズ) 1位票27、2位票3、144ポイント
2位:マイク・シルト監督(パドレス) 1位票1、2位票19、3位票8、70ポイント
3位:カルロス・メンドーサ監督(メッツ) 1位票1、2位票6、3位票12、35ポイント
4位:トーリ・ロブロ監督(ダイヤモンドバックス) 2位票2、3位票2、8ポイント
5位:ロブ・トムソン監督(フィリーズ) 1位票1、5ポイント
6位:ブライアン・スニッカー監督(ブレーブス) 3位票4、4ポイント
7位:デーブ・ロバーツ監督(ドジャース) 3位票3、3ポイント
8位:オリバー・マーモル監督(カージナルス) 3位票1、1ポイント

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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