卓球の「WTTファイナルズ福岡2024」は20日、福岡県の北九州市立総合体育館にて女子ダブルスの1回戦が行われ、世界ランキング5位の大藤沙月、横井咲桜ペア(ミキハウス)は同2位の田志希、申裕斌(韓国)ペアと対戦。ゲームカウント3ー0でストレ…

卓球の「WTTファイナルズ福岡2024」は20日、福岡県の北九州市立総合体育館にて女子ダブルスの1回戦が行われ、世界ランキング5位の大藤沙月、横井咲桜ペア(ミキハウス)は同2位の田志希、申裕斌(韓国)ペアと対戦。ゲームカウント3ー0でストレート勝ちした。

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■同学年コンビが日本勢の初陣で奮闘

今季のWTTシリーズで存在感を高めた大藤と横井の同学年コンビがファイナルズに参戦。世界2位の韓国勢との戦いでは第1ゲーム終盤にポイントを重ね5-11と幸先良いスタートを切り、第2ゲームも強打を繰り出すなど相手を押し込み、タイムアウトも使いながら11-9で奪い切る。

王手をかけた第3げームでも勢いは衰えず。韓国ペアの反撃を許すことなく点差を広げ、11-6で奪取しストレート勝ちとなった。

試合前には緊張していたことを明かした両者だが、大藤は試合後「どのペアも強いと思っていたので勝ててうれしい」とコメント。横井は「最初は緊張していたけど、1回戦で強い相手に勝つことができた」と安どの表情を浮かべた。

カギを握ったのが第2ゲーム、9-6でタイムアウトをとった場面。大藤は「戦術をまとめてくださった」とベンチ入りした坂本竜介コーチからの助言を明かし、「やることは変えずに自分たちのプレーを続けること」とその後ゲームをとり切るまでに至った裏側についてコメントした。

国際大会で経験を重ねる大藤と横井のペア。自分たちの成長について横井は「昔だったら勝てるかな?という感じだったが、今は自信をもって試合ができている」と手ごたえ語った。

22日の2回戦に勝ち進んだ二人だが、大藤は伊藤美誠(スターツ)と21日にシングルス1回戦の戦いを控えている。伊藤相手の戦いについては「今日1試合できたことは自分にとってプラス」と前を向き、「しっかり準備して勝ちにいきたい」と必勝を誓った。

大藤、横井ペアは22日に長﨑美柚木原美悠ペア(木下グループ)とバラゾバ、マテロバペア(スロバキア・チェコ)の勝者と対戦する。

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