37歳、陽岱鋼が目指すNPB復帰 日本ハム、巨人で通算1322試合に出場し、今季はNPB2軍に新規参入したオイシックスでプレーした陽岱鋼外野手が14日、ZOZOマリンで行われた「プロ野球12球団合同トライアウト」に参加した。37歳は4打席に…
37歳、陽岱鋼が目指すNPB復帰
日本ハム、巨人で通算1322試合に出場し、今季はNPB2軍に新規参入したオイシックスでプレーした陽岱鋼外野手が14日、ZOZOマリンで行われた「プロ野球12球団合同トライアウト」に参加した。37歳は4打席に立ち3打数無安打2三振の結果に終わったが、NPBからの声を待っている。
“パパ”は、まだまだ輝く舞台を目指す。妻と3人の子どもたちと過ごす陽岱鋼。その表情には、渋みが増している。日本ハム、巨人で活躍した37歳は今季、3年ぶりに日本球界に帰ってきた。所属したのは、NPB2軍に新規参入したオイシックス新潟だった。
日本球界に復帰した今季は2軍戦72試合に出場して打率.232、1本塁打、13打点。かつての俊足を披露することはなく、盗塁は0だった。
台湾出身の陽岱鋼は、福岡第一高から2005年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。盗塁王や4度のゴールデングラブ賞など球界を代表する外野手に成長を遂げ、国内FA権を行使して2017年から巨人に移籍。2021年までは日本でプレーした。
NPB通算1322試合に出場し、打率.270、105本塁打、482打点、141盗塁をマーク。2022年から2年間米独立リーグでプレーし、今季はオイシックスに在籍した。
米国では単身赴任だったが、新潟では妻と3人の子どもたちと幸せな日々を送った。トライアウトから、およそ1週間が経つ。37歳が、祈りを込めて吉報を待つ。(Full-Count編集部)