インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長が、スタジアムの芝問題について言及。日本からも苦情があったとした。インドネシア『detikSport』が伝えた。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節…
インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長が、スタジアムの芝問題について言及。日本からも苦情があったとした。インドネシア『detikSport』が伝えた。
15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節で、インドネシア代表は日本代表をホームに迎えた。
ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム(GBK)で行われた試合は、試合開始前にスコールが降り、強い雨の中で開催。後半は雨こそ止んだが、ピッチ状態は最悪。それでも0-4で日本が勝利を収めていた。
大勢の熱狂的なファン・サポーターがスタジアムに駆けつけた中、惨敗に終わったインドネシア。トヒル会長は不甲斐ない敗戦を試合後に謝罪していた。
一方で、別の問題も発生。ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムの芝の状態が大きな批判の対象となっており、試合後には日本代表のMF南野拓実も状態に「一部がボコボコで、柔らかいところもあった」と苦言を呈していたという。
そんな中、トヒル会長も芝の状態について言及。日本代表からの苦情を認め、インドネシア代表からも苦言を呈されたと明かした。
「表面上を見ると、品質は良い。使用した後もだ。ただ、日本のチームからは苦情があった。インドネシアのチームからも昨日苦情があり、修復する必要があると伝えた」
インドネシアは19日にサウジアラビア代表をホームに迎え、同じスタジアムでプレー。同様に芝の問題は続いていくが、来年3月の試合には間に合う見込みだという。
「3月までは長い時間がある。更なる質の向上を期待している。こだわっているわけではない。GBKは多くの並はずれた歴史を生み出してきた我が国の歴史だと思っている」
「そして、我々は歴史を作りたいと思っているチームだ。だから、この分野でも歴史を支えなければならない。そのため、我々は推進し続けるように務める」
トヒル会長は、2023年6月にアルゼンチン代表と対戦した際のような状態に戻したいとコメント。一方で、管轄が自分たちではないため、管理をしたいと語った。
「我々はGBKを所有はしていない。それを借りているだけだ。将来的に管理を任されるのであれば、より幸せになれるだろう」
「しかし、主要な任務と機能は我々のものではない。もちろん、クオリティを上げなければならない」