イチロー氏の他に新たに14人が追加、受賞なら日本人初 米野球殿堂は18日(日本時間19日)、2025年の米殿堂入り候補者28人を発表。マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が新たに加わった。投票結果は2025年1月2…
イチロー氏の他に新たに14人が追加、受賞なら日本人初
米野球殿堂は18日(日本時間19日)、2025年の米殿堂入り候補者28人を発表。マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が新たに加わった。投票結果は2025年1月21日(同22日)にMLBネットワークで発表予定。2019年のマリアーノ・リベラ氏以来の満票受賞に期待がかかる。
イチロー氏は27歳の2001年にマリナーズでメジャーデビュー。同年に史上2人目となるMVPと新人王の同時受賞を成し遂げた。10年連続ゴールドグラブ賞、200安打などをマーク。歴代25位の3089安打、生涯打率.311、509盗塁と輝かしいキャリアを積んだ。
米野球殿堂入りは、メジャーで10年以上プレーした選手が、引退から5年で資格を得る。全米野球記者協会に10年以上連続で所属する記者による投票で決まる。有資格者から最大10名まで投票でき、全投票数の75パーセント以上を集めると、晴れて野球の殿堂があるニューヨーク州クーパーズタウンで功績を称えられることになる。
日本人では野茂英雄、松井秀喜両氏が資格を得たが殿堂入りはならなかった。イチロー氏が殿堂入りすれば、日本人初の偉業となる。
過去に満票で殿堂入りしたのは、ヤンキース一筋で活躍したリベラ氏のみ。2020年はデレク・ジーター氏が満票選出にはあと1票足らず、99.7%で選出された。イチロー氏の他に通算251勝、2007年にサイ・ヤング賞を獲得したCC・サバシア氏、2007年新人王、翌年にMVPを受賞した名二塁手のダスティン・ペドロイア氏ら新たに14人が追加された。(Full-Count編集部)