男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ブラジル」(9月15~17日/大阪・靭テニスセンター/ハードコート)の第2試合で、添田豪(GODAI:単139位)がブラジルのエースのチアゴ・モンテーロ(単116位…

 男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ブラジル」(9月15~17日/大阪・靭テニスセンター/ハードコート)の第2試合で、添田豪(GODAI:単139位)がブラジルのエースのチアゴ・モンテーロ(単116位)を3-6 6-4 6-3 6-7(1) 6-4で倒して日本が初日に2勝目を挙げ、ワールドグループ残留に王手をかけた。試合時間は3時間41分。

 33歳の添田は、2015年のカナダとのワールドグループ1回戦(カナダ・バンクーバー)以来の代表入り。今シーズンは全豪オープンで予選を突破して2年ぶりの本戦入りを果たし、チャレンジャー大会では5月に釜山(15万ドル/ハードコート)で準優勝を飾っている。モンテーロとは今回が初対戦だった。

 オープニングマッチは杉田祐一(三菱電機:単42位)がギジェルメ・クレザ(単244位)を6-2 7-5 7-6(5)で破り、日本が先勝していた。

 日本は、東京・有明コロシアムで行われたワールドグループ1回戦(2月3~5日/室内ハードコート)でデ杯で過去9度の優勝を誇るフランスに1勝4敗で敗退。3年連続でワールドグループ残留をかけたプレーオフを戦っている。

 ブラジルはアウェーで行われたアメリカ大陸ゾーン グループ1部の2回戦(エクアドル・アンバート/4月7~9日/クレーコート)で、エクアドルを5勝0敗で倒してプレーオフに進出。2015年以来のワールドグループ復帰を目指している。

 試合方法は3日間にわたって行われる1チーム4人の団体戦で、初日に「シングルス1、シングルス2」の2試合、2日目にダブルス1試合、最終日に「シングルス1同士」「シングルス2同士」の対戦(リバースシングルス)が行われる。全5試合のうち、先に3勝したチームが勝者となる。

※文中の世界ランクは9月11日付◇   ◇   ◇

【ワールドグループ・プレーオフ 日本 2-0 ブラジル】

●第1日 9月15日(金)

シングルス第1試合 ○杉田祐一(三菱電機:単42位)6-2 7-5 7-6(5) ●ギジェルメ・クレザ(単244位)

シングルス第2試合 ○添田豪(GODAI:単139位)3-6 6-4 6-3 6-7(1) 6-4 ●チアゴ・モンテーロ(単116位)

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●第2日 9月16日(土)

ダブルス第1試合 マクラクラン勉(複138位)/内山靖崇(北日本物産:複461位)vs マルセロ・メロ(複3位)/ブルーノ・ソアレス(複12位)

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●第3日 9月17日(日)

シングルス第1試合 杉田祐一(三菱電機:単42位)vs チアゴ・モンテーロ(単116位)

シングルス第2試合 添田豪(GODAI:単139位)vs ギジェルメ・クレザ(単244位)

※ルールにより第3日目は1試合のみとなる可能性あり(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真はデビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ブラジル」(大阪・靭テニスセンター)の第2試合でブラジルのチアゴ・モンテーロをフルセットで倒した添田豪

Photo: OSAKA, JAPAN - SEPTEMBER 15: Go Soeda of Japan celebrates after winning his singles match against Thiago Monteiro of Brazil during day one of the Davis Cup World Group Play-off between Japan and Brazil at Utsubo Tennis Center on September 15, 2017 in Osaka, Japan. (Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)