11月17日、水沢競馬場で行われた12R・南部駒賞(M1・2歳・ダ1600m)は、石川倭騎乗の2番人気、バリウィール(牡2・北海道・小国博行)が勝利した。3/4馬身差の2着に1番人気のカセノタイガー(牡2・北海道・角川秀樹)、3着にステラ…

 11月17日、水沢競馬場で行われた12R・南部駒賞(M1・2歳・ダ1600m)は、石川倭騎乗の2番人気、バリウィール(牡2・北海道・小国博行)が勝利した。3/4馬身差の2着に1番人気のカセノタイガー(牡2・北海道・角川秀樹)、3着にステラビアンカ(牡2・北海道・田中淳司)が入った。勝ちタイムは1:42.5(良)。

1着 バリウィール
石川倭騎手
「ゲートを出るまではハナに行こうと思っていたので、隣の馬の様子を見ながら1コーナーまでには位置取りを判断しました。リズムよく行けていましたし、もう一回ハミを取り直してくれるような道中でしたから自信がありました。最後は一杯一杯だったんですけども馬が強かったです。元々ちょっと体質の弱かったところがあったみたいで、最初の方は成績が出なかったですけど、夏を過ぎてからしっかりしてきました。どこまで成長していくのか楽しみです。今日は、なんというかあまり楽な競馬ではなかったですし、ちょっと自分のミスもありましたし、うまくは乗れてないんですけども、ほんとに強かった、のひと言です。今日はたくさんの応援ありがとうございました。これからもバリウィールは重賞を勝ってくれると思うのでたくさん応援してあげてください。よろしくお願いします」

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小国師「次走は相談」


南部駒賞 口取り (C)岩手県競馬組合

小国博行調教師
「体質的に弱いところがあった馬で、ここまで我慢しただけはありました。調教量も前回よりはずっとやってきていました。追い切りを二本行っても大丈夫なくらい丈夫になってきていたから、これなら良いかなと思ってここに挑んだんです。馬も成長して体重も30kgくらい大きくなっているからね。良くなっていたと思います。レースはジョッキーに任せていました。序盤で結構出して行っているからどれだけ我慢できるかなと思っていたんですけど、1コーナーに入るところでも落ち着いていたから大丈夫だなと。ここまでは無理をさせたくないと思って間隔をあけて来ましたし、これからも長めの距離をつかうことになるでしょうが、次戦については馬と相談して、オーナーやジョッキーとも相談して考えます」

バリウィール 7戦4勝
(牡2・北海道・小国博行)
父:フォーウィールドライブ
母:ユズチャン
母父:カネヒキリ
馬主:西森鶴
生産者:ヤスナカファーム

【全着順】
1着 バリウィール
2着 カセノタイガー
3着 ステラビアンカ
4着 マツリダマスラオ
5着 ナンパセン
6着 スティールブライト
7着 ラヴェイ
8着 クインタ
出走取消 ミラクルヴォイス