11月17日、京都競馬場で行われたG1・マイルチャンピオンシップ(芝1600m)は、ソウルラッシュがこのレース3度目の挑戦で悲願のG1初制覇。団野騎手渾身のガッツポーズで喜びを爆発させた。マイルCS、勝利ジョッキーコメント1着 ソウルラッ…
11月17日、京都競馬場で行われたG1・マイルチャンピオンシップ(芝1600m)は、ソウルラッシュがこのレース3度目の挑戦で悲願のG1初制覇。団野騎手渾身のガッツポーズで喜びを爆発させた。
マイルCS、勝利ジョッキーコメント
1着 ソウルラッシュ
団野大成騎手
「とても気持ちいいです。レース前はもう少し前で運べると思ってたんですけど、このG1のメンバーなので、思ったよりもポジションを取れなかったです。でも周りに有力馬がいたので、焦らず直線まで行こうと考えました。最後の伸びを見ても分かるように、手応えがすごい良かったので、もう馬の行くままに任せて運んだ結果です。(後ろからの足音とか聞こえてましたか?)いや、声援だけしか聞こえなかったです。気持ちを前面に出しすぎてしまって、ガッツポーズ早かったんですけど、それでも、このG1のタイトルっていうのはすごい嬉しいものですし、きょうは家に帰ってゆっくり余韻に浸りたいと思います。今回抜擢してもらえてから、このレースにかける時間というか、考える時間はとても多かったですし、その分、自分の中でもプレッシャーというものを感じる時はありましたけど、全ていい時間だったなと思いますし、最高の結果に繋がったなと思います。6歳馬ですけど、ここに来てきょうの結果が示すようにすごく充実してきているなと思いますし、まだまだこれから頑張ってくれると思うので、人馬共に頑張りたいなと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
11月17日、京都11Rで行われた第41回マイルチャンピオンシップ(3歳上オープン・G1・芝1600m・1着賞金=1億8000万円)は、団野大成騎乗の4番人気、ソウルラッシュ(牡6・栗東・池江泰寿)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に7番人気のエルトンバローズ(牡4・栗東・杉山晴紀)、3着に10番人気のウインマーベル(牡5・美浦・深山雅史)が入った。勝ちタイムは1:32.0(良)。
1番人気でC.ルメール騎乗、ブレイディヴェーグ(牝4・美浦・宮田敬介)は4着、2番人気でC.デムーロ騎乗、ナミュール(牝5・栗東・高野友和)は17着敗退。
【動画】団野大成渾身のガッツポーズ…マイルCS3度目の正直
団野大成騎乗の4番人気、ソウルラッシュが悲願のG1制覇を飾った。直線では馬場の真ん中から豪快に突き抜けての快勝。鞍上のド派手なガッツポーズでゴールし、マイルチャンピオンシップは3度目の挑戦で悲願のG1初制覇となった。
ソウルラッシュ 22戦8勝
(牡6・栗東・池江泰寿)
父:ルーラーシップ
母:エターナルブーケ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:石川達絵
生産者:下河辺牧場
【全着順】
1着 ソウルラッシュ 団野大成
2着 エルトンバローズ 西村淳也
3着 ウインマーベル 松山弘平
4着 ブレイディヴェーグ C.ルメール
5着 チャリン R.ムーア
6着 セリフォス 川田将雅
7着 タイムトゥヘヴン 柴田善臣
8着 ニホンピロキーフ 田口貫太
9着 フィアスプライド A.シュタルケ
10着 ジュンブロッサム 戸崎圭太
11着 アルナシーム 藤岡佑介
12着 オオバンブルマイ 武豊
13着 バルサムノート 北村友一
14着 マテンロウスカイ 横山典弘
15着 コムストックロード 幸英明
16着 レイベリング 津村明秀
17着 ナミュール C.デムーロ
◇マイルチャンピオンシップとは
毎年11月に京都競馬場で行われる芝1600mのG1レース。1984年に創設され、スピードと瞬発力が求められる秋のマイルチャンピオン決定戦。