◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(17日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)◇曇り(観衆4110人)山下美夢有が5バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算22アンダーで初日から首位を守る完全優勝…

今季2勝目を挙げた山下美夢有

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(17日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)◇曇り(観衆4110人)

山下美夢有が5バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算22アンダーで初日から首位を守る完全優勝を成し遂げた。10月「富士通レディース」以来となる今季2勝目、ツアー13勝目。

「262」ストロークは2022年大会でともに藤田さいきがマークした大会レコード、パー71設定における72ホールのツアー最少ストローク記録を1打更新した。

優勝スピーチでは「今年は最終日になかなかスコアを伸ばせず悔しい思いをしたんですけど、いつもたくさんのファンの方が応援してくださって、こうして優勝できてとてもうれしいです」と周囲への感謝を口に。「アメリカの予選会をしっかり通過して、もっとゴルフ界を盛り上げられるうように頑張りたい」と話し、12月に臨む米ツアー最終予選会(12月5~9日/アラバマ州・マグノリアグローブGC)を見据えた。

通算20アンダーの2位に今季2勝の鈴木愛。通算17アンダーの3位に、すでに年間女王を決めている竹田麗央、台湾のウー・チャイェンが続いた。竹田は650万円の加算により今季賞金額は2億5913万16円(31試合目)に達し、コロナ禍で統合された2020-21年に稲見萌寧(2億5519万2049円/45試合)が記録したシーズン最高獲得賞金額を更新した。

通算15アンダーの5位に小祝さくら臼井麗香。年間ポイントレース61位のルーキー政田夢乃は2位スタートから2バーディ、3ボギーの「72」とスコアを落とし、川崎春花桑木志帆と並ぶ通算14アンダー7位。滑り込みによる来季シード(ランク50位まで)はならなかった。

前週優勝の山内日菜子は通算8アンダー29位で大会を終えた。

<上位成績>
1/-22/山下美夢有
2/-20/鈴木愛
3T/-17/竹田麗央ウー・チャイェン
5T/-15/小祝さくら臼井麗香
7T/-14/川崎春花桑木志帆、、政田夢乃