14年の富士Sを制したステファノスの姪となるロンドボス(牝2、栗東・藤原英昭厩舎)が、日曜東京8Rの赤松賞(2歳牝・1勝クラス・芝1600m)で無傷の2連勝を狙う。 ロンドボスは父モーリス、母フィニフティ、母の父ディープインパクトの血統…

 14年の富士Sを制したステファノスの姪となるロンドボス(牝2、栗東・藤原英昭厩舎)が、日曜東京8Rの赤松賞(2歳牝・1勝クラス・芝1600m)で無傷の2連勝を狙う。

 ロンドボスは父モーリス、母フィニフティ、母の父ディープインパクトの血統。母は18年のクイーンCの2着馬。曾祖母のゴールドティアラは00年の南部杯など重賞5勝の活躍馬。一族には10年の英G1・クイーンエリザベスII世Sを制したポエッツヴォイス(Poet's Voice)、17年のエリザベス女王杯覇者のモズカッチャン、今年の富士Sを制したジュンブロッサムなどがいる。

 ここまで1戦1勝。10月東京の新馬(芝1600m)でデビュー勝ち。後方からメンバー中最速となる上がり3F33秒4の末脚を繰り出し、鮮やかに差し切った。その後は先週のデイリー杯2歳Sに参戦予定だったが回避。幸い軽症だったため、1週スライドしての出走が決まった。

 デビュー2連勝を果たし、先の大舞台に弾みをつけられるか。今後を占う一戦となることは間違いない。