ドイツ1部のマインツに今季新加入したMF佐野海舟の“芸術的ロングパス”が脚光を浴びている。 現地11月9日に行われたブ…

 ドイツ1部のマインツに今季新加入したMF佐野海舟の“芸術的ロングパス”が脚光を浴びている。

 現地11月9日に行われたブンデスリーガ第10節で、マインツは本拠地に強豪ボルシア・ドルトムントを迎え撃った。開幕から全試合スタメン出場を続ける佐野は、この日も3-4-2-1のダブルボランチの一角としてピッチに立つと、持ち前の運動量と球際の強さで高いボール奪取力を披露しながら攻撃の起点となり、攻守にハイレベルなパフォーマンスで3−1勝利に大きく貢献した。

 特に注目を集めたのが。2−1で迎えた後半9分のパスだった。ピッチ中央やや右寄り、センターラインを少し越えたところで味方のバックパスを受けると、逆サイドを駆け上がったフィリップ・ムウェネの走り込んだ先へ、左足でピッチを切り裂く約50mのロングパスをピンポイントで届けた。

 現地実況も思わず「グレートボール!」と叫んだ芸術的な軌道のパスを受けたムウェネは、慌てて戻った相手DFを切り返しで交わしてポケット部分から中央へグラウンダーのクロスを送り、最後はパウル・ネベルがゴール。試合展開の上でも非常に価値ある3点目が生まれた。

■「芸術だなこれは」

 この佐野の利き足とは逆の左足での芸術的ロングパスを、ブンデスリーガの日本語公式エックス(旧ツイッター)は「マインツのドルトムント撃破に貢献した佐野海舟のロングパス」の文言とともに公開した。そしてSNS上にも次のような称賛のコメントが寄せられた。

「えぐすぎ」
「芸術だなこれは」
「左でこんなの蹴れんのやば」
「岳さん降臨?」
「今の代表に必要じゃないか?」

 この勝利でマインツは開幕10試合を終えて勝点13(3勝4分け3敗)の10位。決してビッグクラブではないマインツだが、今季のシステムは現在の森保ジャパンと同じ3-4-2-1。佐野の代表再招集に関しては様々な意見や障壁があるとはいえ、ピッチ上で結果を残し続けている真摯な姿、そしてそのプレーレベルは間違いなく本物だ。

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