11月16日(現地時間15日、日付は以下同)。「エミレーツNBAカップ」(旧インシーズン・トーナメント)のグループリーグは2…
11月16日(現地時間15日、日付は以下同)。「エミレーツNBAカップ」(旧インシーズン・トーナメント)のグループリーグは2日目を迎え、イースタン・カンファレンスのグループCではアトランタ・ホークスが129-117でワシントン・ウィザーズを下し、2連勝を飾った。
16日を終えてレギュラーシーズンでイースト5位の6勝7敗としたホークスは、ダイソン・ダニエルズがゲームハイの25得点6スティールに4リバウンド3アシスト2ブロックの大暴れでチームをけん引。
さらに右ヒザのケガのマネジメントのため10試合を欠場していたディアンドレ・ハンターが復帰戦でベンチから22得点をあげたほか、トレイ・ヤングが18得点9アシスト、ジェイレン・ジョンソンが18得点13リバウンド7アシスト4ブロックを残すなど計8選手が2ケタ得点を残した。
注目は21歳のダニエルズ。オーストラリア出身の長身ガード(203センチ90キロ)は、今シーズンここまで11試合の出場で平均33.3分15.3得点4.3リバウンド2.9アシストにリーグトップの3.8スティールとキャリア3年目で自己最高のシーズンを送っている。
スティールでは9日のデトロイト・ピストンズ戦からなんと4戦連続で6本以上を記録中。1973-74シーズンから正式にスタッツとして統計されてからというもの、この記録を上回るのは1986年11月に6試合連続で6スティール以上を残したアルビン・ロバートソン(元サンアントニオ・スパーズほか)のみ。
しかも、今シーズンのダニエルズはディフレクションでも平均7.5回でリーグトップにランクしている。シーズンはまだ序盤ながら、ダニエルズが球際で見せる働きはホークスに不可欠なものとなっている。
【動画】ダニエルズが攻防両面で活躍したウィザーズ戦ハイライト!