11月16日(現地時間15日、日付は以下同)。「エミレーツNBAカップ」(旧インシーズン・トーナメント)はグループステージ2…
11月16日(現地時間15日、日付は以下同)。「エミレーツNBAカップ」(旧インシーズン・トーナメント)はグループステージ2日目を終え、全30チームが1~2試合を終えた。
ウェスタン・カンファレンス、イースタン・カンファレンスに所属する各15チームは5チームずつに分かれて3つのグループを形成し、トップのチームと2位に入ったチームのうち最も戦績が良いチームの計4チームが準々決勝以降の決勝トーナメント進出となる。
16日はウェストのグループAに所属するサクラメント・キングスがホームのゴールデン1・センターでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦。延長にもつれ込む激戦の中、アンソニー・エドワーズが36得点5リバウンド、ジュリアス・ランドルが26得点4リバウンド5アシストを残したウルブズが130-126で制し、NBAカップの戦績を1勝1敗、レギュラーシーズンではウェスト7位の7勝6敗とした。
一方、「NBAカップ」初戦をホームで落とし、ウェスト9位の7勝6敗となったキングスだが、オールスターガードのディアロン・フォックスが、これまでのキャリアハイ44得点(3度)を大幅に更新する大暴れを見せた。
26歳のガードはウルブズ戦で44分29秒プレーし、フィールドゴール成功率62.9パーセント(22/35)、3ポイントシュート成功率60.0パーセント(6/10)、フリースロー成功率90.9パーセント(10/11)で60得点に7アシスト3スティールをマーク。
第4クォーター残り38.1秒に同点に追いつくフローター、延長残り1分15秒にも長距離砲を放り込んで同点へ持ち込むなど勝利にはあと一歩及ばなかったとはいえ、1試合60得点はキングスのフランチャイズ新記録となった。
これまではシンシナティ・ロイヤルズ時代の1960年にジャック・トワイマンが残した59得点だったことからも、試合には惜敗したとはいえ、フォックスにとっても思い入れのあるゲームになったことだろう。
また、フォックスの60得点は、14日のデトロイト・ピストンズ戦でヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が記録した59得点を抜き、今シーズンNBA最多得点にもなった。
【動画】ウルブズ戦で60得点を奪ったフォックスのハイライト!