11月15日、サッカー日本代表はインドネシア代表と対戦して、4―0で勝利した。その試合後には、両チームのノーサイドな光景が見られた。 2026FIFAワールドカップアジア最終予選の第5戦は、雷雨の中でのキックオフとなった。大勢のサポーター…
11月15日、サッカー日本代表はインドネシア代表と対戦して、4―0で勝利した。その試合後には、両チームのノーサイドな光景が見られた。
2026FIFAワールドカップアジア最終予選の第5戦は、雷雨の中でのキックオフとなった。大勢のサポーターが駆け付けたこの試合は7万人以上が来場すると見込まれていたが、実際に観客席は熱気がムンムン。試合開始前から、インドネシア代表に向けて地鳴りもするかのような大きな声援が送られた。
そんな応援を受けたホームチームが序盤はチャンスを作るが、これをしのいだ日本が徐々に攻勢に。前半のうちに2点を奪って見せる。
さらに後半にも2点を奪って4点差で森保ジャパンが完封勝利。激戦を白星とした。
その試合後のピッチで、インドネシア代表のジャスティン・ハブナーが遠藤航の元へと寄って行く。向かい合って立ち話をした2人は、その後、ユニフォーム交換。両者はその場でユニフォームを脱いで、手渡した。
そのすぐ近くでは伊東純也も別の選手とユニフォーム交換。さらに、すでにベンチに下がっていた堂安律がピッチの上に出ると、ラグナー・オラットマングーがユニフォームを手に話しかけていた場面も見られた。
■すさまじい日本代表人気
現地では日本代表の人気はすさまじく、練習場には大勢の現地ファンが駆け付けていた。バスでの移動時にも、その進路の両サイドをファンが埋めるような場面もあったほど。試合前日の公式会見では、地元メディアの記者が、遠藤航にサインをもらいに前方に飛び出るほどだった。
試合後のユニフォーム交換もその日本代表人気を表すかのような光景で、サムライブルーへのリスペクトを感じさせる場面だった。
日本代表はこのアウェイゲームを終えると、次は中国・厦門へ移動。アジアを舞台に、19日に開催される次の試合へと挑む。