ここも通過点にできるか。ロードカナロア産駒の大器・ロードデルレイ(牡4、栗東・中内田充正厩舎)が、土曜京都11Rのアンドロメダステークス(3歳上・リステッド・芝2000m)で10カ月ぶりの実戦を迎える。 ロードデルレイは父ロードカナロア…

 ここも通過点にできるか。ロードカナロア産駒の大器・ロードデルレイ(牡4、栗東・中内田充正厩舎)が、土曜京都11Rのアンドロメダステークス(3歳上・リステッド・芝2000m)で10カ月ぶりの実戦を迎える。

 ロードデルレイは父ロードカナロア、母デルフィーノ、母の父ハーツクライの血統。母はJRAで3勝。曾祖母のレディバラードは01年のクイーン賞、02年のTCK女王盃の覇者。遡れば5代母は名繁殖牝馬のバラード(Ballade)で、一族には名馬、名種牡馬がズラリと並ぶ。

 ここまで6戦5勝。昨年1月のデビューから無傷の3連勝。神戸新聞杯は初黒星の4着だったが、勝ったサトノグランツからアタマ+半馬身+アタマ差の接戦に持ち込み、重賞級の力を示した。その後、3勝クラスのウェルカムS、リステッドの白富士Sと連勝。6月の鳴尾記念は馬場入り後に左後肢跛行で競走除外となったため、今回は約10カ月ぶりの実戦となる。

 休み明けとなる点がカギだが、リステッドは通過点とできる器。前走から1.5kg増となる57.5kgも克服し、重賞制覇への足掛かりとしたい。