大学バレー日本一を決める全日本インカレは11月25日(月)から12月1日(日)まで、船橋アリーナ(千葉)など関東圏の全6会場で開催される。大会の発表会見が11月13日にオンラインで行われ、男女有力校の主将が登場した。その主将たちの言葉とと…
大学バレー日本一を決める全日本インカレは11月25日(月)から12月1日(日)まで、船橋アリーナ(千葉)など関東圏の全6会場で開催される。大会の発表会見が11月13日にオンラインで行われ、男女有力校の主将が登場した。その主将たちの言葉とともに、目前に迫っている全日本インカレの見どころを紹介したい。
全日本インカレ連覇を狙う早稲田大
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男子は、関東秋季リーグ戦で全勝優勝を成し遂げた、昨年の王者早稲田大が有力。春季リーグ戦と東日本インカレで優勝を逃した悔しさを糧に、夏合宿から変貌した。SVリーグの強豪との対戦で自信をつけたという。3年生ながら主将を務める前田凌吾は「3年生以下がコートにいる若いチーム。(今回の)全日本インカレで、さらに成長できると思っている」とその先も見据える。
春季リーグ戦と東日本インカレを制した中央大は秋季リーグ戦で4位と苦しんだ。「(秋は)思うようにいかなかった。前半戦はできていた、経験ある4年生が下級生の意見を聞いてプレーしやすいようなチームづくりをして臨みたい」と柿崎晃主将。目標の四冠獲得はならなかったが、最高のかたちで締めくくることができるか。
連覇が懸かる筑波大は昨年の優勝を知るメンバーが多く残る
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女子の有力校は、まず関東春季リーグ戦で全勝優勝を果たした筑波大。昨年日本一となり、今季は四冠を目指してきたが、東日本インカレで3位、秋季リーグ戦で2位と悔しい思いをした。中村悠主将は「ディフェンス面では、ブロックなどネット付近での粘り強さも強化してきた。4年生の私と門田(湖都)の2人が主となって、チーム全体を引っ張っていけるように頑張りたい」と語った。
春季リーグ戦では4位に終わったが、東日本インカレ準優勝、秋季リーグ戦では混戦を制して優勝とステップアップしてきたのは青山学院大。谷島花虹主将は「チーム力が強み。粘りのなかで相手が嫌がる」プレーを心がけている。全日本インカレへは「1点を全員で楽しんで取りきる」意識で臨む。
まだまだ進化し続ける専修大の甲斐
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個人に目を向けると、男子では日本代表でパリオリンピックに出場した専修大の甲斐優斗(3年)や、東福岡高(福岡)で春高を制した東亜大の柳北悠李(4年)らが見せる力強い攻撃は、必見の価値ありだ。女子では、昨年の日本一を知る筑波大のセッター熊谷仁依奈(2年)のトスワークや、今夏のアジア東部地区選手権大会にユニバーシアード日本代表として出場し、準優勝に貢献した日本体大の廣瀬美音(4年)や、環太平洋大の山地梨菜(4年)の高さあるプレーをチェックしてほしい。
全日本インカレに懸けてきた選手たちが全力で戦う雄姿を、会場で目に焼きつけてほしい。
全日本インカレは25日に開会式を行い、26日(火)の1回戦を皮切りに、12月1日(日)の決勝まで全国から集まる男女各64校がトーナメント方式で日本一を争う。29日(金)の準々決勝からは男女ともにすべて船橋アリーナで行われる。
放送はJ SPORTSにて12月1日の男女3位決定戦および決勝の模様を生中継。配信に関しては、3回戦よりUNIVAS Plus(ユニバスプラス)で配信される予定となっている。
販売中の月刊バレーボール12月号では、男女有力チームや専修大の甲斐優斗など、今後も活躍が期待される選手たちをピックアップして掲載
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■日本体大女子が青山学院大との対抗戦をイベント化 全日本インカレ前の真剣勝負に観客は熱狂
■連覇を目指す早稲田大(男子)、筑波大(女子)が第1シード 全日本インカレ組み合わせが決定
■令和6年度天皇杯・皇后杯全日本選手権大会ファイナルラウンドの出場チームと組み合わせが決定
■最終戦を残し早稲田大が2季ぶりの優勝 関東大学男子秋季リーグ戦
■混戦を制したのは青山学院大 関東大学女子秋季リーグ戦
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