式典にシックな黒コーデで登場した今永。(C)Getty Images 晴れ舞台にふさわしい“パフォーマンス”はファンやゲストを喜ばせた。 現地時間11月14日、MLBは米ラスベガスで今季活躍した選手をファンと専門家に…

 

式典にシックな黒コーデで登場した今永。(C)Getty Images

 

 晴れ舞台にふさわしい“パフォーマンス”はファンやゲストを喜ばせた。

 現地時間11月14日、MLBは米ラスベガスで今季活躍した選手をファンと専門家による投票で選ぶ「オールMLBチーム」を発表する式典を開催。ゲストとして招待された今永昇太(カブス)が、球団歌を大熱唱する場面があった。

【動画】ノリノリで「GO CUBS GO~」 今永昇太の熱唱シーン

 昨オフにDeNAからポスティングシステムを利用し、4年総額5300万ドル(約77億4000万円=当時のレート)でカブスに入団した今永は、堂々のルーキーイヤーを送った。開幕9先発で防御率0.84という歴史的スタートを切ると、その後も安定したパフォーマンスを披露。最終的に29先発で、15勝(3敗)、防御率2.91、WHIP(投球回あたりの与四球・被安打数合計)1.02という圧巻の成績をマークした。

 日本球界で磨いた投球術をいかんなく発揮した今永。多くのスターや球界関係者が集った式典に黒のスーツに黒のシャツ、深いグリーンのネクタイと黒を基調とした“ブラックコーデ”で参加した31歳は、「オールMLB」のセカンドチーム先発投手部門選出の表彰を受けた際に、壇上脇のバンド演奏に合わせて球団の応援歌「Go Cubs Go!」をノリノリで大熱唱。場内の選手たちを煽り、ゲストたちを大いに盛り上げた。

 さすがのノリの良さとユニークさにはファンも感嘆。カブスの地元放送局『Marquee Sports Network』が今永の熱唱シーンをXで拡散すると、熱狂的な地元ファンから「やはりやってくれるよ、先生」「ショウタを愛さずにいられない」「だからみんなこいつが好き」「神様、彼が一生カブスにいますように」「お先真っ暗なカブスにとって希望の光」「これは伝説だ」「まさに神対応じゃないか」といった絶賛の声が相次いだ。

 これ以上にないパフォーマンスで1年を締めくくった。来季もカブスの背番号18から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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