◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 2日目(15日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)今季限りでツアーの第一線を退く上田桃子は小祝さくら、川崎春花とともにアウトからスタートした。前半7番で3mを沈めてバー…

上田桃子は笑顔で18番グリーンから退いた

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 2日目(15日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)

今季限りでツアーの第一線を退く上田桃子小祝さくら川崎春花とともにアウトからスタートした。

前半7番で3mを沈めてバーディを先行させた。10番からも連続バーディを奪ったが、それでも12番(パー5)から連続ボギーをたたいた。17番(パー5)は2オン2パットでバーディとした。

最終18番では赤いシャツを着たファンが「桃ちゃん20年間お疲れ様たくさんの感動をありがとう」のメッセージタオルを持って出迎えた。

4バーディ、3ボギーの「70」で回った。初日の「76」が響き、カットラインの50位タイに6打及ばない通算4オーバー暫定88位につけている。

今季のツアー優勝者、メルセデスランキング上位者らに絞られる次週のシーズン最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」(宮崎CC)の出場権はなし。今大会が“ラストマッチ”となった。

ホールアウト後のセレモニーではマイクを持ち「20年と聞いたら長いですが、自分的には1日1日を精一杯やっていたので、自分的にはもう20年かと。後輩、先輩プロもたくさんきついことがあると思うが、プロゴルファーやっててよかったなと思えるときがみんなにも来ると思うので、みんなのこれからの活躍を応援しています。たくさん仲良くしてくれてありがとうございました」と涙を流した。