11月15日、日本バスケットボール協会(JBA)は、「FIBAアジアカップ2025予選Window2」へ向けた男子日本代表(…
11月15日、日本バスケットボール協会(JBA)は、「FIBAアジアカップ2025予選Window2」へ向けた男子日本代表(FIBAランキング21位)の直前合宿に、シーホース三河の西田優大を追加招集したことを発表した。
徳島県出身で現在25歳の西田は、190センチ90キロのシューティングガード兼スモールフォワード。パリ2024オリンピックの日本代表メンバー入りとはならなかったが、昨夏のFIBAワールドカップ2023を含め、長らくトム・ホーバスヘッドコーチ率いる日本代表に招集されてきた存在だ。
今シーズンは、B1リーグ戦の全14試合に先発出場し、1試合平均25分12秒のプレータイムで8.6得点2.6リバウンド3.1アシスト、3ポイント成功率32.7パーセントを記録。当初は直前合宿のメンバーに名を連ねていなかったものの、岡田侑大(京都ハンナリーズ)、小酒部泰暉、テーブス海(ともにアルバルク東京)、赤穂雷太(秋田ノーザンハピネッツ)といったコンディション不良による辞退者が続出したことで、追加招集されることになった。
ホーバスHCは自身の契約継続会見で、「彼(西田)のことは好きですけど、もう彼のバスケットはわかっています」と、新戦力の発掘を理由に西田を選外としていたことを自ら説明。“ホーバスバスケ”を知る西田にとっては、思わぬ形で再びアピールチャンスが訪れた。
日本代表は11日から都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで直前合宿を行っており、21日に日環アリーナ栃木でモンゴル代表(同108位)、24日にアウェーでグアム代表(同80位)と対戦する。