台湾出身の王は今季2軍9登板で1勝4敗、防御率2.48 楽天は14日、王彦程投手、水上桂捕手、江川侑斗捕手、辰見鴻之介内野手と2025シーズンの育成選手契約に合意したことを発表した。 台湾出身の王は2019年8月に楽天入り。2020年から2…

台湾出身の王は今季2軍9登板で1勝4敗、防御率2.48

 楽天は14日、王彦程投手、水上桂捕手、江川侑斗捕手、辰見鴻之介内野手と2025シーズンの育成選手契約に合意したことを発表した。

 台湾出身の王は2019年8月に楽天入り。2020年から2軍を主戦場としたが、1軍に昇格することはなかった。今季は2軍の9登板で1勝4敗、防御率2.48の成績だった。

 明石商業から2019年ドラフト7位で入団した水上は、課題の打撃で結果を残せず2022年オフに戦力外通告を受けた。その後、育成再契約を結んだものの、1軍出場はなかった。球団を通じて「今シーズンは前半ベンチから試合を見ることが多かったので、自分の中でいろいろ思うことがあったり、歯がゆいシーズンだったかなと思います。来シーズンはまず支配下登録を目指して頑張ります」と、支配下復帰に闘志を燃やした。

 江川は大分高から2019年育成ドラフト1位で入団。育成契約で3シーズンが経過した2022年オフに自由契約選手となるも、その後再び育成契約を結んだ。2軍戦では5年間で本塁打なし。

 23歳は育成契約に際し「今年はシーズン出だしから自分の自信がある打撃ができずに数字を気にしてしまい、そのまま上がらずに終わってしまったので、
このオフシーズンでしっかり練習をして、来シーズンは始まってすぐに結果を出せるように準備していきたいと思います」と語った。

 辰見は2022年育成ドラフト1位で入団。昨季途中に念願の支配下を勝ち取り、今季は1軍で2試合に出場するも打率.000(3打数無安打)だった。10月に戦力外通告を受けていた。再契約が決まり、球団を通じて「悔しいシーズンでした。来年はやると決めたのでもう一度、死ぬ気で頑張ります」と意気込んだ。(Full-Count編集部)