韓国は先発のコ・ヨンピョが2回6失点と打ち込まれた。写真は2023年のもの(C)Getty Images 初回王者が黒星発進だ。 11月13日、プレミア12のグループBオープニングラウンドが開幕し、2015年の第1回大会を制している韓国代表…
韓国は先発のコ・ヨンピョが2回6失点と打ち込まれた。写真は2023年のもの(C)Getty Images
初回王者が黒星発進だ。
11月13日、プレミア12のグループBオープニングラウンドが開幕し、2015年の第1回大会を制している韓国代表は、台北ドームで行われた台湾代表との第1戦に3-6と敗北。各グループの上位2チームがスーパーラウンドに進む本大会だが、その大事な初戦を落としてしまい、早くも母国メディアから嘆きの声が上がっている。
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この日、韓国の先発コ・ヨンピョは、初回を無失点で立ち上がったものの、2回に二死満塁のピンチを招くと、1番チェン・チェンウェイに痛恨のグランドスラムを被弾。さらに2番リン・リーの二塁打、3番チェン・ジェシェンの2ランを許し、6点ビハインドに。その後3点を返した韓国打線だが、わずか3安打に封じられるなど、最後まで流れを掴めなかった。
試合後、韓国メディア『hankooki.com』は、「コ・ヨンピョが炎上、打線が3安打と沈黙。韓国が台湾に3-6で敗れる…スーパーラウンド進出に暗雲が立ち込めた」と速報を掲載。「グループBの残り5チーム全てが容易ではなく、死の組と呼ばれている」「台湾戦で必ず勝たなければならなかった」などとレポートしている。
また、同じく韓国メディア『News1』は、「初戦で敗れた韓国が茨の道を歩むことに」と反応。コ・ヨンピョの降板後は、ブルペン陣が6イニング無失点と奮闘しているが、「序盤の大量失点が痛かった」と試合内容を振り返っており、落胆の色を隠せない様子だ。その後も次なる戦いに視線を向けつつ、「痛恨の敗北」と台湾戦の結果を表現していた。
ここからなんとか巻き返したい韓国代表。14日には、天母スタジアムでキューバ代表との第2戦を予定している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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