11月15日に行われるサッカー日本代表とインドネシアによるワールドカップ・アジア予選を前にして、日本代表FW小川航基と、対戦相手のDFによる珍しい対談が実現した。対戦相手でありながらチームメイトという珍しい2人のインタビューを、日本のファ…
11月15日に行われるサッカー日本代表とインドネシアによるワールドカップ・アジア予選を前にして、日本代表FW小川航基と、対戦相手のDFによる珍しい対談が実現した。対戦相手でありながらチームメイトという珍しい2人のインタビューを、日本のファンも興味を持って見つめている。
日本代表は現在、2026年開催のワールドカップ本大会出場に向けて、力強く前進している。前回のオーストラリア代表戦こそ引き分けたものの、そこまでの3次予選3試合での14得点無失点での3連勝という貯金もあり、グループCの首位に立っている。
だが、油断はできない。今回対戦するインドネシア代表とは勝点5差が開いているが、もしも今回乗り込む相手のホームで白星を献上することになれば、一気ににじり寄られることになる。
インドネシアとは今年1月のアジアカップで対戦し、3-1で日本が勝利しているが、今回も勝利が約束されているわけではない。そのアジアカップでインドネシアは初めてグループステージを突破し、16強へと進出したのだ。
その原動力は、ヨーロッパで生まれ育ちながら、ルーツであるインドネシアでの代表チーム入りを選んだ選手たちだ。イングランドやオランダのリーグでプレーしている選手たちが多く、実力の高さがうかがえる。
そうしたひとりが、オランダで生まれ育ったDFカルフィン・フェルドンクだ。名門フェイエノールトなどのアカデミーで育ち、年代別のオランダ代表にも入ってきた。
そのインドネシア代表DFがライバルの日本代表FWと、対戦を前に対談した。現在2人が所属するNECが、2人のインタビューを実現したのだ。
小川に配慮してか、インタビューは英語で行われている。小川もしっかりと英語で受け答えし、チームメイトとの対戦への展望などを語っている。
■「航基くんが英語でインタビュー応えてる」
対戦を前に、しかもポジション的に激突するかもしれない2人が言葉を交わす珍しい動画。小川の流暢な英語の受け答えもあり、日本のファンは興味津々のようだ。
「航基めちゃくちゃ英語で喋っててすごい」
「航基くんが英語でインタビュー応えてる」
「カルヴィンめっちゃいい奴」
「チームメイトと対戦」
「楽しみだ」
日本代表ではこれまでCFを務めることが多かった上田綺世が負傷のために招集されていない。したがって、小川の出番が増えるかもしれず、今回対談したNECのチームメイト同士の対決がピッチ上で多く繰り広げられるかもしれない。