今週は、第41回マイルチャンピオンシップ(GI、芝1600m)が京都競馬場で行われる。今年は、連覇を狙うナミュール、昨年…
今週は、第41回マイルチャンピオンシップ(GI、芝1600m)が京都競馬場で行われる。
今年は、連覇を狙うナミュール、昨年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグ、一昨年のマイルCS覇者セリフォスといったGI馬に加え、富士Sを制したジュンブロッサム、欧州最強マイラー・チャリンが参戦するなど、実力伯仲の混戦模様だ。
ここでは過去10年のデータから「配当傾向」を分析して、レース傾向および“儲かる買い方”をジャッジする。
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■3人気以内馬の連対は必至
過去10年、1番人気が【2.1.1.6】と振るわず、京都開催の直近7年では【0.1.1.5】とさらに成績は悪化する。2番人気も【0.4.1.5】と勝ち星なしだが、3番人気は【2.4.0.4】と好成績。勝ち星は3番人気以下が8勝を挙げる。
1~3番人気同士のワンツー決着は10回中4回で、5番人気以内同士を含めると8回。10回中9回において3番人気以内のうち少なくとも1頭が連対を果たしている。よって、馬連の平均配当は2666円、万馬券は1回のみ。3桁配当が3回、10~40倍台が6回と落ち着いた配当が多い。馬単は5341円、万馬券は3回ある。馬連の2倍以上の払い戻しになった年は5回あり、馬連よりも「馬単」が買い。
10番人気以下の馬券絡みはなく6~9番人気が好走した年は6回発生している。3連複の平均配当は7820円で、万馬券は3回、10~30倍台が4回。3連単は5万43円、十万馬券は3回で3連複万馬券の年と同様。4桁配当だった年は阪神開催の2回、その他は100倍以上ついている。3連複の平均配当と比べても馬単は高く、馬単メインに、3連単か点数を絞った3連複で馬券を組む見立てるのが賢明だろう。
■前走ちょい負け組に安定感
3番人気以内【4.9.2.15】のうち、前走1着馬【1.3.0.7】に対して、前走2、3着馬は【3.5.2.6】連対率50.0%を記録し、ちょい負け組が信頼できる傾向だ。府中牝馬S1着馬のブレイディヴェーグよりも、ナミュールやソウルラッシュを中心視するのが得策か。
4~9番人気【6.1.8.45】では、前走が東京芝重賞で5番人気以内に推された馬に限ると【6.1.5.22】勝率17.6%、複勝率35.3%、回収値は単勝199、複勝134をマークする。富士S勝ち馬のジュンブロッサムや、セリフォスとエルトンバローズの巻き返しも十分ありそうだ。
今年はイギリスからチャリンが参戦するが、本レースの海外馬の出走は2011年以来、13年ぶり。2011年はフランス調教馬のサプレザが3着、イモータルヴァースが7着だった。1986年以降、外国馬の出走は安田記念が【4.3.3.48】、マイルCSが【0.0.2.9】と、本レースの母数は少ないものの、馬券内率は同等。当日5番人気以内なら【3.1.4.17】複勝率32.0%をマークしており、軽視は危険だ。
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◆著者プロフィール
シャト美(しゃとみ) 馬とお酒をこよなく愛する競馬女子。シャト美の由来は、強さと美しさを兼ね備えた名馬タイキシャトルより。馬券は無駄な買い目を削ぎ落とし、少点数の馬連、馬単、ワイドがメイン。現在はUMAJIN内『競馬サロン』にて予想コラム、『SPREAD』では、シビアに馬券と向き合う「高配当メソッド」を執筆中。