サッカー日本代表MF久保建英が躍動したスタジアムでの“ぼっち”サポーターの姿が大きな話題となっている。 現地時間11月10日に行われたスペイン1部ラ・リーガ第13節で、久保擁するレアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレーナに首位バルセロナを迎…
サッカー日本代表MF久保建英が躍動したスタジアムでの“ぼっち”サポーターの姿が大きな話題となっている。
現地時間11月10日に行われたスペイン1部ラ・リーガ第13節で、久保擁するレアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレーナに首位バルセロナを迎え撃ち、見事に1−0勝利を飾った。切れ味鋭いドリブル、効果的なパスで攻撃陣を牽引した久保のパフォーマンスに沸く場面が多かった中、スタジアムが揺れるほど盛り上がったのが、前半33分の先制点直後だった。
バルセロナ守備陣のわずかな隙を突いてFWシェラルド・ベッカーがゴールネットを揺らすと、その得点を祝う形でソシエダサポーターは大盛り上がり。ピッチに背を向けて肩を組み、ジャンプしながら横移動するレアレ・アレーナ名物の“ポズナン・ダンス”でお祭り騒ぎとなった。
その“ポズナン・ダンス”の様子が中継カメラでも伝えられると、そこでバルセロナのユニフォーム姿の1人の女性サポーターが映し出された。その「絵」が実にシュール。背中を向けるソシエダサポーターたちに囲まれる中で女性はポツンと一人、ピッチ方向を向きながら表情を変えずに立ち尽くしていたのだ。
■「地下ドル現場ではよく見る光景や」
久保がマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せた試合で映し出されたシュールな光景に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「さすがに笑っちゃったわ」
「本人も少し笑ってるな。笑」
「女性一人できたのか?座った席が悪かった。」
「地下ドル現場ではよく見る光景や」
「バスクダービーおじさんを思い出した」
この“ポズナン・ダンス”による「被害者」は過去にもおり、特に昨年9月に行われたレアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオのバスクダービーで「笑うしかない」状態のビルバオの男性サポーターが一躍有名になったが、それを連想させる今回の女性バルササポの姿に同情しながらも、動じない姿勢に敬意を払う声も多く寄せられていた。