【スーパーフォーミュラ】第9戦(決勝・11月10日/鈴鹿サーキット)【映像】観客も号泣…引退レースの感動的光景 前身のフォーミュラ・ニッポン時代から数えて15年間、日本最高峰のレースにドライバー人生を捧げてきた山本尚貴が、2024年の最終戦…
【スーパーフォーミュラ】第9戦(決勝・11月10日/鈴鹿サーキット)
前身のフォーミュラ・ニッポン時代から数えて15年間、日本最高峰のレースにドライバー人生を捧げてきた山本尚貴が、2024年の最終戦でそのステアリングを置いた。
山本はレース終了後にマシンを停めたものの、自らのフォーミュラ人生を噛み締めるかのようにマシンから降りられずにいた。ようやく意を決したように、マシンから体を引き出すと、マシンの横にうずくまり、手を添えて最後の別れを惜しんだ。
山本にとって最後のチーム無線、「本当にチームの皆さん、ホンダの皆さん、スポンサーの皆さん、本当にありがとうございました。最高に幸せな15年間でした。ファンの皆さんも最後まで応援してくださってありがとうございました。本当に幸せでした。ありがとうございました」という音声が場内に流れると、観客は総立ちになって万雷の拍手を送り、山本のフォーミュラ人生を讃えた。
スーパーGTでSTANLEY CIVIC TYPE R-GTのチームメイトである牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も、最後に山本のもとに歩み寄り、涙ながらに熱い抱擁をかわした。場内では山本の引退に涙するファンも多いなか、視聴者からも「部長(山本の愛称)ありがとう」「部長かっこ良かったよ」「部長ぉおお」「泣ける」「今までの思いが込み上げてくるよな」「ありがとう」「牧野も泣いてる」などのコメントが寄せられ、引退を惜しみ感謝を伝える声で溢れ返った。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2024』/(C)JRP)