11月9日にハピネスアリーナで「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦」第8節第1戦が行われ、長崎ヴ…
11月9日にハピネスアリーナで「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦」第8節第1戦が行われ、長崎ヴェルカが秋田ノーザンハピネッツと対戦。終始1ケタ点差で推移した試合をものにできず、68-71で敗戦を喫した。
長崎は馬場雄大がコンディション調整を理由に3試合連続で欠場し、さらにエージェー・エドゥが第3クォーター開始3分13秒の交代を最後にコートへ戻らず。208センチ102キロの体格を誇るフィリピン代表選手を欠く状況で、木林優の奮闘が光った。
200センチ96キロのパワーフォワードは外国籍選手だけでなく、熊谷航や中山拓哉といったガード陣ともマッチアップ。5得点2リバウンド1スティールというスタッツ以上の貢献度を見せた。
「ガード、ビッグマンの両方をマークできるのも自分の強みにしていきたいと思っています。今日のように自分が3番(スモールフォワード)ポジション的な役割で試合に出て、相手選手をマークすることになっても、簡単にやられず、しっかりとついていって止められる部分を見せらせたので、そこは良かったのかなと」
エドゥのアクシデントがあったとはいえ、10分25秒のプレータイムは今シーズン最長。木林は指揮官の信頼を勝ち取った要因について聞かれると、「得点もそうですけど、 一番はディフェンス。エージェーが後半途中から出られなくなり、そこで自分が代わりに入ってつなげる役割を多少果たせたと思っています」と話した。
木林は福岡大学附属大濠高校、筑波大学とエリートコースを歩んできた22歳で、同期には河村勇輝(メンフィス・グリズリーズ)を筆頭に三谷桂司朗(広島ドラゴンフライズ)や横地聖真(島根スサノオマジック)など錚々たるメンバーが名を連ねる。秋田との第1戦は、河村がNBAで初めて3ポイントシュートを決めた日でもあった。同級生の活躍に刺激を受けていることを明かしつつ、彼らに続く覚悟を示した。
「それ(刺激を受ける部分)はすごくあります。今までプレータイムがなかったのも、周りの選手の活躍を見て感じる部分がありました。 河村選手に関しては、とにかく応援しています。けど、自分も頑張りたいです」
【動画】長崎ヴェルカの末っ子 秋田戦の得点シーン