男子テニスのベオグラード・オープン(セルビア/ベオグラード、室内ハード、ATP250)は9日、シングルス決勝が行われ、予選勝者で世界ランク78位のD・シャポバロフ(カナダ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同156位のH・メジェドビ…
男子テニスのベオグラード・オープン(セルビア/ベオグラード、室内ハード、ATP250)は9日、シングルス決勝が行われ、予選勝者で世界ランク78位のD・シャポバロフ(カナダ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同156位のH・メジェドビッチ(セルビア)を6-4, 6-4のストレートで下し、ツアー大会で約5年ぶり2度目の優勝を飾った。
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25歳で元世界ランク10位のシャポバロフは昨シーズン後半を負傷のため欠場。今季は復帰のシーズンとなっていた。
今大会には予選から出場し、2試合に勝利して本戦入り。本戦では1回戦で予選勝者で世界ランク91位のM・フチョビッチ(ハンガリー)、2回戦で第5シードのN・ボルジェス(ポルトガル)、準々決勝で同71位のC・オコネル(オーストラリア)、準決勝で第4シードのJ・レヘチカ(チェコ)を下し、準優勝を飾った2022年10月のエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)以来、ツアー大会で約2年ぶりに決勝に駒を進めた。
21歳のメジェドビッチとの顔合わせとなった決勝戦、シャポバロフは13本のサービスエースを決めるなどし、ファーストサービス時に82パーセントの確率でポイントを獲得。メジェドビッチに1度もブレークを与えず、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークに成功し1時間14分で優勝を決めた。
シャポバロフがツアー大会でタイトルを獲得するのは2019年10月のイントゥルム・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)以来、約5年ぶり2度目のこととなった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシャポバロフのコメントを掲載している。
「とても厳しい試合だった。ハマド(メジェドビッチ)は素晴らしいプレーをしていて、これからの有望な若手選手だ」
「僕にとっては良いシーズンだった。健康でコートに戻れた。ランキングを再び上げるには時間がかかる。今回のような1週間は大いに役立つだろう」
なお、表彰式には開催地セルビアのスター選手である世界ランク5位のN・ジョコビッチ(セルビア)が登場し、シャポバロフにトロフィーを手渡した。
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