男子テニスのモゼール・オープン(フランス/メス、ハード、ATP250)は8日、シングルス準決勝が行われ、第8シードのA・ミケルセン(アメリカ)は世界ランク124位のB・ボンズィ(フランス)に6-4, 0-6, 5-7の逆転で敗れ決勝進出と…
男子テニスのモゼール・オープン(フランス/メス、ハード、ATP250)は8日、シングルス準決勝が行われ、第8シードのA・ミケルセン(アメリカ)は世界ランク124位のB・ボンズィ(フランス)に6-4, 0-6, 5-7の逆転で敗れ決勝進出とはならなかった。この試合でミケルセンは珍しいサーブを放った。
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20歳で世界ランク44位のミケルセンはこの日の準決勝、幸先よく第1セットを先取。しかし、徐々に動きに異変が出始めると、第2セットでは第3ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを取り腹部の治療を受けた。
その後、満足にサーブを打つことができないミケルセンはアンダーサーブも交えつつ試合を続行。第2セットは1ゲームも獲得できず1セットオールに追いつかれた。
するとファイナルセットの第3ゲーム、アンダーサーブを駆使し40-15としたミケルセン。ここまでは他の公式戦でもしばしば目にする横回転をかけたアンダーサーブを放っていたが、この場面では公式戦ではかなり珍しいトップスピンをかけたアンダーサーブを披露。このポイントは落としたが、苦しい中でもポイントを得ようとするミケルセンの工夫が見られた1ポイントとなった。
試合はその後、ミケルセンがゲームカウント3-5まで追い込まれるもここから相手のマッチポイントを4本セーブする粘りをみせ追い上げる。しかし、最後は第12ゲームで5度目のマッチポイントをボンズィにものにされ力尽きた。
男子プロテニス協会(ATP)が運営するTennis TVはXでミケルセンがファイナルセットで放ったトップスピンのアンダーサーブを公開。これに一般ユーザーからは「こんなサーブ見たことない」「これいいの?」「これはフォアハンドだ」「まるで練習みたい」「ミケルセンはあらゆることを試みた」「テニスを始めたころの私だ」など多くのコメントが寄せられた。なお、このサーブはルール上問題ない。
一方、勝利したボンズィは決勝で世界ランク57位のC・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは準決勝で同66位のC・ムーテ(フランス)を下しての勝ち上がり。
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