東京を拠点に活動を続ける野球のオーストラリア代表。彼らの地元住民とのコミュニケーションが話題となっている。(C)Getty Images 意外なところで“国際交流”が起きた。 X上で小さくない話題となったのは、11月…

 

東京を拠点に活動を続ける野球のオーストラリア代表。彼らの地元住民とのコミュニケーションが話題となっている。(C)Getty Images

 

 意外なところで“国際交流”が起きた。

 X上で小さくない話題となったのは、11月9日に開幕する野球の国際大会「第3回WBSCプレミア12に出場するオーストラリア代表のグラウンド外での振る舞いだ。

【動画】近所の公園に「助っ人参戦」 豪代表と子どもたちの野球交流シーン

 大会に向け、今月1日から23年のWBCでも拠点とした東京都府中市で合宿を張っているオーストラリア代表。日本製鉄かずさマジックといった日本のアマチュア球界で実績を積んでいるチームとの練習試合を重ねている彼らだが、グラウンド外では「第二の故郷」とする府中の人たちとの交流を盛んに図っている。

 その中で話題となったのは、とある公園での風景だ。X上で拡散された動画内に映りこんだのは、草野球をやる子どもたちに交じってプレーをするオーストラリア代表の選手たちだった。まさかとも言うべき光景に反響が拡大し、「えげつないぐらいに羨ましい」「すごすぎ」「子どもたちの良い思い出になりそう」「素敵すぎる」といった驚きのコメントが相次いだ。

 なぜこのような形での交流が実現したのか。草野球に交じったオーストラリア代表のベテラン左腕スティーブ・ケントは自身のXで、こう綴っている。

「練習が終わって僕らが宿泊するホテルに戻る途中、毎日この子どもたちの集団が立ち止まって手を振ってくれるんだ。たった2分間だったけど、一緒にウィッフルボールで遊んだ。それだけなのに彼らの顔に浮かんだ笑顔を見ると、ちょっとした行為でも人に大きな影響を与えられるのだということがよくわかった」

 日本での生活を楽しみながら、本番に向けて万全の準備を行っているオーストラリア代表。井端弘和監督率いる日本代表とは13日にバンテリンドームで対戦する。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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