佐々木はロッテで5シーズンを過ごした(C)Getty Images 千葉ロッテマリーンズは9日、球団公式Xにて注目を集めていた佐々木朗希のポスティング移籍を容認すると発表した。【動画】佐々木朗希が日本人最速タイに並んだ!驚愕の「165キロ」…
佐々木はロッテで5シーズンを過ごした(C)Getty Images
千葉ロッテマリーンズは9日、球団公式Xにて注目を集めていた佐々木朗希のポスティング移籍を容認すると発表した。
【動画】佐々木朗希が日本人最速タイに並んだ!驚愕の「165キロ」を計測した歴史的瞬間の映像
同X内で佐々木は「入団してからこれまで継続的に将来的なMLB挑戦について耳を傾けていただき、今回こうして正式にポスティングを許可していただいた球団には感謝しかありません」とコメント。続けて「ロッテでの5年間はうまくいかなかったことも多かったですが、どんな時もチームメート、スタッフ、フロント、そしてファンの皆様に支えられながら、野球だけに集中してここまで来ることができました。一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆様の期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」と抱負を語っている。
ほかにもルーキー時代から成長を見守ってきた吉井理人監督も「チームとしてはもちろん、とても痛いです」としながら「ただ自分もアメリカでプレーをした事があるので気持ちはものすごくわかります。そして若い今、チャレンジしたいという気持ちも分かります。未完成な部分は正直、まだまだありますが、アメリカで自身を磨き、さらにレベルアップすることも出来るのではないかとも考えます」と続けた。
最後は「2020年、石垣島キャンプのブルペンで初めて目にした彼の投球は私にとって野茂英雄を初めて見た時以来の衝撃でした。それを向こうでぜひ証明して欲しいです。頑張ってください」と背中を押した。
一方、すでに米球界からも多くの注目を集めていた佐々木がFA市場に登場するとなれば、メジャー複数球団の争奪戦必至と見られる。
未だ未完成ともいわれる令和の怪物がいよいよ海を渡ることになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】佐々木朗希は「ドジャースが移籍先の最有力だ」 MLB公式が“次なる才能の波”を特集! 菅野智之、岡本和真、小笠原慎之介にも注目
【関連記事】米球界でも錯そうする話題…佐々木朗希のメジャー挑戦報道に米識者が異論「2年も待てば50倍儲かるかもしれないんだ」
【関連記事】「ヤマモトよりも良い投手に見える」佐々木朗希と山本由伸を米専門サイトが比較 「まだ22歳」「全力を尽くすべき」と獲得を進言