9日、東京競馬場で行われた第29回武蔵野ステークス(3歳上・GIII・ダ1600m)は、道中は中団の前につけ、直線で馬群を割って抜け出した川田将雅騎手騎乗の1番人気エンペラーワケア(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が、後方から追い上げた5番人…
9日、東京競馬場で行われた第29回武蔵野ステークス(3歳上・GIII・ダ1600m)は、道中は中団の前につけ、直線で馬群を割って抜け出した川田将雅騎手騎乗の1番人気エンペラーワケア(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が、後方から追い上げた5番人気カズペトシーン(牡4、栗東・池添学厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分36秒0(良)。
さらにハナ差の3着に4番人気ペリエール(牡4、美浦・黒岩陽一厩舎)が入った。なお、2番人気タマモロック(牡4、美浦・伊藤圭三厩舎)は8着に、3番人気ペイシャエス(牡5、美浦・小西一男厩舎)は4着に終わった。
勝ったエンペラーワケアは、父ロードカナロア、母カラズマッチポイント、その父Curlinという血統。これまでダートでは1400mのみで使われていたが、初距離をクリアして重賞2勝目を飾った。本馬はこの勝利でチャンピオンズCの優先出走権を獲得。また、鞍上の川田将雅騎手はJRA通算2100勝を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆エンペラーワケア(牡4)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・杉山晴紀
父:ロードカナロア
母:カラズマッチポイント
母の父:Curlin
馬主:草間庸文
生産者:下河辺牧場
【全着順】
1着 エンペラーワケア 1人気
2着 カズペトシーン 5人気
3着 ペリエール 4人気
4着 ペイシャエス 3人気
5着 サンライズホーク 8人気
6着 エルゲルージ 11人気
7着 ショウナンライシン 6人気
8着 タマモロック 2人気
9着 ビヨンドザファザー 7人気
10着 キタノヴィジョン 10人気
11着 サヴァ 13人気
12着 ゼットリアン 14人気
13着 メイショウテンスイ 12人気
14着 イーグルノワール 9人気
15着 ドルチェモア 15人気