チェコ代表が球場横のモールにある野球用品店を訪問 アポなしで訪れたガタイの良い選手たちに店員も驚きを隠せない。9日から野球日本代表「侍ジャパン」と強化試合を行うチェコ代表は8日にバンテリンドームで前日練習を行った。6日には球場横のモールにあ…
チェコ代表が球場横のモールにある野球用品店を訪問
アポなしで訪れたガタイの良い選手たちに店員も驚きを隠せない。9日から野球日本代表「侍ジャパン」と強化試合を行うチェコ代表は8日にバンテリンドームで前日練習を行った。6日には球場横のモールにある野球用品店を訪れグラブなどを購入。店員も「びっくりしました」と振り返る。
突然の訪問だった。6日、ウィリー・エスカラ内野手、ミハエル・セナイ投手ら約10人がバンテリンドーム横のモールにある「ベースボールフィールド トゥ フューチャー」を訪れた。店員の井澤友太郎さんは「突然体格のいい人がズラズラときて……結構圧倒されてしまいました」と苦笑いする。
チェコ代表は9日、10日の2日間にわたって「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ」に出場する。昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以降、国内の野球人気は右肩上がり。一方でまだまだマイナースポーツ。グラブを販売しているスポーツショップは少なく、価格も高いという。
チーム最年少17歳のダビド・クジェチェク投手は軟式用のグラブを購入。8日の練習中もそのグラブを着用して練習に臨んだ。井澤さんによると、クジェチェクは軟式用とわかっても欲しがったという。「投手だと捕る機会も少ないので軟式用の方が扱いやすいかもしれない」と話す。
他の選手もお土産用のグラブや打撃手袋、アームスリーブなどといった小物を購入し、店内にある打撃ケージで試打を行うなど楽しいひと時を過ごしていた。井澤さんも「野球に対しての熱い思いはとても感じました。道具に対しての知識もすごかったですし、日本にしかない商品にものすごく興味を持っていただいたのは嬉しかった。日本人なので日本も応援していますけど、頑張ってほしい」とエールを送っていた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)