MLB挑戦がしきりに報じられている佐々木。(C)Getty Images ロッテの佐々木朗希の去就を巡ってさまざまな噂が飛び交っている。 越年の末に締結した契約更改後の会見で「将来的にメジャーリーグでプレーしたいという思いはあります」と公言…
MLB挑戦がしきりに報じられている佐々木。(C)Getty Images
ロッテの佐々木朗希の去就を巡ってさまざまな噂が飛び交っている。
越年の末に締結した契約更改後の会見で「将来的にメジャーリーグでプレーしたいという思いはあります」と公言していた佐々木。早期のメジャー移籍を狙う怪腕の去就は今オフも日米双方で熱視線が注がれている。とりわけ米メディアでは報道が過熱。「佐々木はロッテの契約オファーを断った」「ロッテはポスティングする方向に傾いている」というニュースが乱立している。
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当人は自身の去就に関して全く言及していない。それでも「日本の怪物」に関心を示す声は増すばかり。獲得にはドジャース、メッツ、ヤンキース、レッドソックス、ダイヤモンドバックス、フィリーズ、カージナルス、マーリンズなど複数球団が動いているとひっきりなしに報じられている。
そうした中で球界の事情通から飛び出した仰天発言が話題となっている。声の主は、かつて元マーリンズの球団社長を務めたデビッド・サムソン氏だ。米ポッドキャスト番組『Foul Territory』にゲスト出演した際に「彼がドジャースに入りたがっているという噂を強く耳にしている」と断言。山本由伸と大谷翔平も名を連ねる“銀河系軍団”への加入に佐々木自身が関心を示していると語ったのだ。
「もちろん様子は見ないといけないが、その場合はみなさんは引くべきだ。彼(佐々木)はドジャース入りするだろう」
現在23歳の佐々木が今オフにポスティングするとなれば、満足のいく保証を得られる見込みはない。メジャーリーグで定められた労使協定によって、25歳未満の選手に各球団が使用できる金額が契約金などを込みで、年間500万ドル(約7億2500万円)と決まっており、ロッテも承認するかは不透明である。
こうした事情をふまえてサムソン氏は「日本のチーム(ロッテ)はササキのFAを待つつもりはないはずだ。彼はオオタニのような契約を結ぶと思う」と指摘。続けざまに「彼はオオタニと同じぐらいのスポンサー収益をもたらす可能性を持っている」とも語った。
佐々木のドジャース移籍が実現すれば、日本でも一大フィーバーとなるのは必至だが……。いずれにしても本人とロッテの交渉を興味深く待ちたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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