メキシコで異彩を放ったバウアー。(C)Getty Images 日本での再挑戦か、はたまた別の道を選ぶのか。元サイ・ヤング賞投手のトレバー・バウアーの動向が関心を集めている。 現在33歳だが、磨き上げた技術力に衰えは見られない。23年シーズ…
メキシコで異彩を放ったバウアー。(C)Getty Images
日本での再挑戦か、はたまた別の道を選ぶのか。元サイ・ヤング賞投手のトレバー・バウアーの動向が関心を集めている。
現在33歳だが、磨き上げた技術力に衰えは見られない。23年シーズンの途中DeNAに電撃加入すると19先発で10勝をマーク。防御率(2.76)、WHIP(1.15)、QS率(78.95%)といずれもハイアベレージを記録した。
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DeNA退団後はメジャー復帰を目指したが、21年に324試合の出場停止処分(その後に処分は194試合に短縮)を受けた女性への性的暴行疑惑(昨年10月に和解が成立)の影響からオファーは舞い込まず。24年はメキシカンリーグで無傷の10勝、防御率2.48。リーグ最多の120奪三振で年間最優秀投手に輝いた。
“太陽の国”でのシーズンを全うしたバウアーには、各国球界から強い関心が寄せられている。メキシコ・メディア『Puro Beisbol』のコラムニストであるフェルナンド・バロステロス氏は「ドミニカ共和国では、数日前にチェコでのエキシビションゲームで投げたトレバー・バウアーが、ヒガンテス・デル・シバオとの契約に近づいているのではないかという憶測が飛び交っている」と中南米球界から舞い込んだ噂を報道。「決して決定的な情報はないが、ネット上では歓迎されるだろう」と伝えた。
いまだ噂の域を出ないニュースではある。それでも常に新しい挑戦を続けているバウアーがドミニカで投げてもおかしくはないか。ちなみに確かな実績を残した日本球界からの関心も集まっており、DeNAが水面下で再契約に向けて動き出しているという報道もある。
果たして、流浪の助っ人は次なるチャレンジの場をどこに据えるのか。その去就は今冬も話題となる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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