セレクトセールで超高額取引されたショウナンバルドル(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)が、日曜京都9Rの黄菊賞(2歳・1勝クラス・芝2000m)でデビュー2連勝を狙う。 ショウナンバルドルは父ブリックスアンドモルタル、母アウェイク、母の父ディー…

 セレクトセールで超高額取引されたショウナンバルドル(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)が、日曜京都9Rの黄菊賞(2歳・1勝クラス・芝2000m)でデビュー2連勝を狙う。

 ショウナンバルドルは父ブリックスアンドモルタル、母アウェイク、母の父ディープインパクトの血統。母は16年のフローラSの3着馬。伯父のゴスホークケンは07年の朝日杯FS、いとこのステラヴェローチェは20年のサウジアラビアRC、21年の神戸新聞杯を制している。

 ここまで1戦1勝。8月札幌の新馬(芝2000m)でデビュー勝ち。出遅れて序盤は中団だったが、向正面で動いて番手へ。直線でスパッと切れる脚は使えなかったが、食い下がるカミノレアルを抑えて押し切った。まだまだ動き切れていない印象を受けたが、それだけに伸び代は十分。今回は成長を問われるとともに、来春の大舞台に向けて、通過点としたい一戦となる。