ジョコビッチ、2連覇中のツアー最終戦を欠場 世界ランク5位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は11月5日、2連覇中で通算7度のタイトルを獲得しているツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イ…
ジョコビッチ、2連覇中のツアー最終戦を欠場
世界ランク5位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は11月5日、2連覇中で通算7度のタイトルを獲得しているツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月10~17日)を欠場すると発表した。
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37歳のジョコビッチは、国別対抗戦を除けば今季10大会に出場。最大の目標としていた8月のパリ五輪では悲願の金メダルを獲得し、史上5人目となる生涯ゴールデンスラムを達成した。
だが、ウィンブルドンとATPマスターズ1000上海で決勝に進むも、ツアー大会では2005年シーズン以来、19年ぶりにタイトルを手にすることができず。先日の上海マスターズ決勝でヤニック・シナー(イタリア/同1位)に敗れたあとには、「今季は成績の面で最も悪いシーズンの一つだった」とした。
それでも年間上位8名にて争われるツアー最終戦のレース・ランキングで6位につけていたジョコビッチ。出場の権利もあったが、怪我での欠場を明らかにした。
「出場権を獲得できたことは光栄なことだ。だが、プレーすることを楽しみにしていたが、怪我のため来週のファイナルズには出場できない。見に来てくれる人たちには申し訳ない」
これにより出場選手が確定。今年のグランドスラム・タイトルを分け合った世界ランク1位のヤニック・シナー(イタリア)と同3位のカルロス・アルカラス(スペイン)、同大会を2度制しているアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同2位)のほかダニール・メドベデフ(同4位)、テイラー・フリッツ(アメリカ/同6位)、キャスパー・ルード(ノルウェー/同7位)、アレックス・デミノー(オーストラリア/同8位)、アンドレイ・ルブレフ(同9位)の8名が出場することとなった。