6日、2024-25WEリーグ クラシエカップのグループステージ第6節が行われた。 3つのグループに分かれて行われるグループステージ。AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)を戦う三菱重工浦和レッズレディースはグループステージは免除となっ…

6日、2024-25WEリーグ クラシエカップのグループステージ第6節が行われた。

3つのグループに分かれて行われるグループステージ。AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)を戦う三菱重工浦和レッズレディースはグループステージは免除となっている。

【グループA】S広島Rが準々決勝進出

最終節では勝ち点差1の首位サンフレッチェ広島レジーナと2位の日テレ・東京ヴェルディベレーザが直接対決となった。

勝った方がベスト4行きが決まる中、前半はゴールレスに。それでも50分、S広島Rはカウンターを仕掛けると柳瀬楓菜のパスを李誠雅がダイレクトで蹴り込みS広島Rが先制する。

負けられない東京NBは、62分にボックス左から北村菜々美がクロス。低いクロスとなった中、オウンゴールとなり1-1の同点に。東京NBは勝利しか道がない中、1-1のドローに終わりS広島Rが首位でグループステージを終えた。

3位のAC長野パルセイロ・レディースと大宮アルディージャVENTUSの試合は、2-0でAC長野が勝利。41分、66分と川船暁海がゴールを奪い、新チーム名とエンブレムが発表された大宮Vに快勝し3位でグループステージを終えた。

日テレ・東京ヴェルディベレーザ 1-1 サンフレッチェ広島レジーナ

AC長野パルセイロ・レディース 2-0 大宮アルディージャVENTUS

◆順位表

★1.サンフレッチェ広島レジーナ/勝ち点11/+2

2.日テレ・東京ヴェルディベレーザ/勝ち点10/+4

3.AC長野パルセイロ・レディース/勝ち点5/-3

4.大宮アルディージャVENTUS/勝ち点4/-3

【グループB】新潟が勝利で逆転首位通過

3チームで行われているグループBは3勝の首位・ノジマステラ神奈川相模原と2勝の2位・アルビレックス新潟レディースの対戦となった。

勝たなければいけない新潟Lだったがゴールレスで前半を終えることに。それでも後半に新潟Lが試合を動かす。53分、左サイドからの園田瑞貴のクロスが流れると、ボックス内右で拾った有吉佐織がクロス。これを最後は山本結菜が豪快に蹴り込み、新潟Lが先制する。

さらに59分、左CKからの石田千尋のクロスを山谷瑠香がファーサイドでヘッド。これが決まり2-0。新潟Lが2-0で勝利し、N相模原と勝ち点9で並んだが、得失点差で上回り首位に。ベスト4入りを果たした。

アルビレックス新潟レディース 2-0 ノジマステラ神奈川相模原

◆順位表

★1.アルビレックス新潟レディース/勝ち点9/+3

2.ノジマステラ神奈川相模原/勝ち点9/+1

3.マイナビ仙台レディース/勝ち点0/-4

【グループC】最終節は共にドローでI神戸がベスト4

グループCは逆転での首位浮上を目指す2位のちふれASエルフェン埼玉が3位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦した。

試合は開始11分、右サイドで得たFKからライナー性のクロス。これを大沼歩加がヘッドで合わせて先制する。しかし15分、ボックス手前から浮き球のパスが入ると、ボックス内で大澤春花が回転しながらわずかに触ってゴール。1-1となると、その後はゴールが生まれずに勝ち点1を積み上げるにとどまった。

首位のINAC神戸レオネッサは最下位のセレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦。勝てば首位を守れる中、この試合はなかなかゴールが生まれず。互いにゴールがないまま0-0のドロー。ただ、I神戸はそのまま首位を守り、ベスト4進出を決めた。

ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-1 ちふれASエルフェン埼玉

INAC神戸レオネッサ 0-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース

◆順位表

★1.INAC神戸レオネッサ/勝ち点9/+2

2.ちふれASエルフェン埼玉/勝ち点8/0

3.ジェフ千葉レディース/勝ち点7/-1

4.セレッソ大阪ヤンマーレディース/勝ち点6/-1

ノックアウトステージ準決勝は、S広島R、新潟L、I神戸、そしてAWCLを戦っていた浦和が進出。12月8日(日)にPEACE STADIUM Connected by SoftBankで準決勝がダブルヘッダーで行われる。