満身創痍の状態での出場となったにもかかわらず、ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ(以下、WS)で打棒を炸裂させ、見事、MVPを獲得したロサンゼルス・ドジャースのフレディ・フリーマンが、米の人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ』…
満身創痍の状態での出場となったにもかかわらず、ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ(以下、WS)で打棒を炸裂させ、見事、MVPを獲得したロサンゼルス・ドジャースのフレディ・フリーマンが、米の人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ』に出演。WSで放った劇的な本塁打に隠された“大谷翔平効果”について明かし、野球ファンの間で反響を呼んでいる。
この日の夜にトークゲストとして出演したフリーマンは、スタジオの大歓声と拍手、そしてスタジアムでおなじみの“ヒマワリの種シャワー”で迎えられながら笑顔で登場すると、降り注ぐ種に大口で食らいつくお茶目なファンサービスをしつつ着席。そこからWSでの活躍ぶりについて、ホスト役のキンメルから水を向けられることとなったが、その中で、10月25日(日本時間11月26日)に行われた第1戦の延長10回裏、2死満塁の場面で、ヤンキース6番手のネスター・コルテスから放った劇的なサヨナラ満塁ホームランの話題となると、フリーマンは、「あの打席では、翔平とネスターとの対戦を参考にしたんだ。翔平相手だと投手はホームランを打たれる可能性が高いから、いつも追い込まれてるようなもんだからね。」と、大谷とネスターとの対戦を参考にしたことを明かすことに。
コルテスが投じた初球のストレートを大谷が打ち損じてレフトへのファウルフライに倒れたのを見てフリーマンは、「カットボールとスライダーは狙い球から外して、インコースの速球狙いを決めたんだよ。そうしたら、いきなりそれが来たからね!もちろん、狙っても打ち損じることだってあるけど、あの時はしっかり振れたよ。」と、大谷をストレート1球で打ち取ったことで“イケる”と判断したバッテリーの心理を読んで狙い球を絞り、ホームランに繋げたと語った。
初戦に飛び出したあの劇的な一打が、“大谷の打席が生んだグランドスラムであった”ともとれるフリーマンの発言に、日米のファンも注目。ネット上の野球ファンからは「マジかよw」「スゴいな…」「大谷さんへの感謝を口にするフリーマンぐう聖」「まさかの大谷効果やんw」「大谷さんを1球で打ち取ったから勘違いしちゃったってのはあるよな」「コルテスも大谷さんは打ち取ったのにってボヤいてたもんな」「今振り返ってみるとあのホームランがすべてって感じよな」「大谷さんが影のMVPやなw」といった様々な反響が巻き起こっている。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)