マンシーも“愚行”に怒り「処分を下せば、そういう行為はある程度減るだろう」 まさかの“暴挙”に怒りは収まりきらない。ワールドシリーズを制覇し、世界一に輝いたドジャースだがヤンキースファンの“愚行”にナインたちが激怒している。米ポッドキャスト…
マンシーも“愚行”に怒り「処分を下せば、そういう行為はある程度減るだろう」
まさかの“暴挙”に怒りは収まりきらない。ワールドシリーズを制覇し、世界一に輝いたドジャースだがヤンキースファンの“愚行”にナインたちが激怒している。米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」では、マックス・マンシー内野手が「即座にMLB全スタジアムで無期限入場禁止処分にするべきだった」と心境を明かしている。
10月29日(日本時間30日)にヤンキースタジアムで行われたワールドシリーズ第4戦で、ヤンキースファンが起こした“事件”に、マンシーも激怒するしかなかった。2点を追うヤンキースの初回攻撃で、先頭のグレイバー・トーレス内野手が右翼ポール際のファウルゾーンへ飛球を打ち上げた。ドジャースの右翼手、ムーキー・ベッツ内野手がジャンプして好捕したものの、最前列にいたファン2人がベッツのグラブと右腕をつかみ、グラブからボールを奪おうとしたのだった。
結果的にボールはグラウンドに落ちたが、記録は右邪飛に。“邪魔”されたベッツは怒り心頭の様子だった。ヤンキースのユニホームを着た2人のファンは警備員に促され、即退場処分になった。
マンシーは「ムーキー(ベッツ)に怪我がなかったことがなによりだ」と胸を撫で下ろした。「肩があの状態で、フェンス上にぶら下がっていたんだ。(肩が)伸びきってしまったり、断裂する可能性がとても起こりやすい状況だったんだ。だから、怪我をしなくて、ほっとしているよ」と安心した様子だった。
ただ、怒りは爆発寸前で、直後には「即座にMLB全スタジアムで無期限入場禁止処分にするべきだった。球場の周辺も一生立ち入り禁止。そういう処分を下せば、そういう行為はある程度減るだろう」と提案するほど、怒りが溢れていた。
マンシーは2人の“処分”に納得がいかず「次の試合は入場禁止だけど、来季のシーズンチケットが保持できれば、処分にあまりなっていない。彼らは熱狂的なファンだろうから、一生球場に来れないとなると、そういう行為をするべきか一旦立ち止まるだろう」と、提案することを忘れなかった。(Full-Count編集部)