スポルティングCPのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュがハットトリックを達成し、チームを逆転勝利に導いたマンチェスター・シティ戦を振り返った。 スポルティングは5日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節で優勝候補のシ…
スポルティングCPのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュがハットトリックを達成し、チームを逆転勝利に導いたマンチェスター・シティ戦を振り返った。
スポルティングは5日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節で優勝候補のシティと対戦し、4-1の逆転勝利を収めた。
ここまでプリメイラ・リーガ10戦全勝でCLでも2勝1分けと絶好調のスポルティングは、優勝候補筆頭のシティをホームで迎え撃った。
インターナショナルマッチウィークに新天地マンチェスター・ユナイテッドへ向かうルベン・アモリム監督のジョゼ・アルバラーデでのラストマッチ。試合前からエモーショナルな雰囲気が漂っていた中、開始直後には日本代表MF守田英正のボールロストからMFフィル・フォーデンに先制点を奪われた。
この失点直後にはギョケレシュにGKと一対一となる決定機が訪れるも、ここはループシュートを完全に読まれて痛恨の決定機逸に。以降は相手にボールを握られて押し込まれ続ける展開となったが、前半終盤には2度目のラインブレイクでボックス内まで持ち込んだスウェーデン代表がきっちりと仕留め切り、前半を1-1で終えた。
すると、後半は開始直後にMFマキシミリアーノ・アラウホの電光石火のゴールで逆転に成功すると、その直後と後半終盤に得たPKをギョケレシュがきっちり決め切ってハットトリックを達成。難敵相手に会心の逆転勝利を収めた。
同試合後、UEFA選出のプレーヤー・オブ・ザ・マッチを受賞したギョケレシュは、『uefa.com』のフラッシュインタビューでこの勝利を振り返った。
「ほぼ完璧な夜だったよ。良いスタートは切れなかったけど、それ以外はピッチ上でのプレーのやり方が変わった。あまり慣れていない深い位置で守らなければならなかったけど、うまくそれに適応し、カウンターアタックで4ゴールを決められた」
さらに、スポルティングでのホーム最終戦で白星をプレゼントした恩師に対しては、改めてこれまでの指導への感謝と共にマンチェスターでの幸運を祈った。
「彼は僕に多くのことを教えてくれた。自分をここに連れてきてくれて、とても信頼してくれ、もっと良くなるチャンス、成長する機会をたくさん与えてくれたんだ。だから、彼は当然の称賛を受けるに値するし、彼の幸運を祈っているよ」
なお、開幕から驚異的なペースでゴールを量産する26歳は、この日のハットトリックで公式戦17試合23ゴールに。