元チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルに性的暴行の疑惑が浮上している。 かつてはレバークーゼンでの欧州デビューから、ユベントスやバイエルン、バルセロナ、インテルといった名だたるクラブを渡り歩いたビダル。2022年夏のフラメンゴ行きから欧州でのキ…

元チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルに性的暴行の疑惑が浮上している。

かつてはレバークーゼンでの欧州デビューから、ユベントスやバイエルン、バルセロナ、インテルといった名だたるクラブを渡り歩いたビダル。2022年夏のフラメンゴ行きから欧州でのキャリアに区切りをつけ、アトレチコ・パラナエンセでのプレーを挟み、今年1月から母国の古巣コロコロに復帰した。

37歳の今も"闘犬"ぶりを発揮し、今季もここまで公式戦34試合で7得点3アシストと健在だが、アメリカ『ESPN』によると、首都サンティアゴの検察当局が4日にビダルら数名のコロコロ所属選手に性的暴行容疑があるとして、捜査中と発表したという。

この事件はチリ首都の高級住宅街であるビタクラ地区のバーで起きたといい、女性が自身の姉妹にコロコロ所属の数選手が薬を投与し、性的暴行を働いたと主張。ビダルはほかの選手と同様、ビタクラ警察署に連行され、捜査上の身元確認を受けた模様だ。

身元確認後に釈放されたというビダルは現時点でこの事件にノーコメントを貫いているそうだ。

チリ『La Tercera』によると、事件当日のビダルらはその場でチリ代表MFルーカス・セペダとチリ代表MFビセンテ・ピサーロの誕生日会を開いていたとされる。