T・ヘルナンデスと大谷のコンビはもう見られないのだろうか(C)Getty Images ドジャースが、テオスカー・ヘルナンデスに決まった額での1年契約をオファーしてFA選手に対して残留を要請するクオリファイング・オファー(QO)を提示したと…

T・ヘルナンデスと大谷のコンビはもう見られないのだろうか(C)Getty Images

 ドジャースが、テオスカー・ヘルナンデスに決まった額での1年契約をオファーしてFA選手に対して残留を要請するクオリファイング・オファー(QO)を提示したと、米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者が自身のXで報じている。今季のQOは2105万ドル(約33億円)となる。

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 さらに、ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は記事の中で「ヘルナンデスはクオリファイング・オファーを受ける最有力候補だった。彼はこれから、1年契約を受け入れるか、長期契約を求めてフリーエージェント市場に留まるかを検討する時間があるだろう」と記し、昨オフに1年2350万ドル(当時34億円)でドジャース入りしているため、今季の年俸からダウンするQOを拒否する可能性は高いとみられる。

 T・ヘルナンデスは今季154試合に出場して打率.272、33本塁打、99打点をマーク。「ドジャースの選手たちは、ヘルナンデスがクラブハウスの要であり、年間を通じて安定した力を発揮したと称賛した。彼の伝説のほとんどはポストシーズンで生まれたもので、最大のものはワールドシリーズ第5戦でニューヨーク・ヤンキースのエース、ゲリット・コールから同点の2点二塁打を放ったことだ」と紹介した。

 大谷翔平とも仲が良いT・ヘルナンデス。大谷が本塁打を放った際にヒマワリの種シャワーで祝福する姿はもう見られないのか。動向に注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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