11月5日(現地時間4日、日付は以下同)。サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)が、健康上の理由…
11月5日(現地時間4日、日付は以下同)。サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)が、健康上の理由により離脱し、アシスタントコーチ(AC)のミッチ・ジョンソンが暫定HCを務めることになると『ESPN』が報じた。
ポポビッチHCは3日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦を欠場。スパーズは指揮官の現状を未公表の病気と発表しており、5日のロサンゼルス・クリッパーズ戦、7日のヒューストン・ロケッツ戦へ向けた遠征へ帯同していないという。
1996-97シーズン途中からスパーズで指揮を執る75歳のポポビッチは、5度の優勝を飾り、今シーズンで就任29年目のベテランHC。レギュラーシーズン通算1391勝(824敗/勝率62.8パーセント)はNBA歴代トップで、プレーオフ通算170勝(114敗/勝率59.9パーセント)でも同3位に入る名将。
ビクター・ウェンバンヤマやクリス・ポール、ハリソン・バーンズらを擁するスパーズは、ウルブズ戦を制して2連勝としており、4日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス7位の3勝3敗としている。
ポポビッチHCの離脱がチームへ与える影響は気になるところだが、指揮官には健康面の問題をクリアしてほしいことを願うばかりだ。