巨人で4番の重責を担う岡本にはメジャー球団も注目している(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext 2024年のMLBでは、ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献した大谷翔平をはじめ、多くの日本人プレーヤーが躍動した。…

巨人で4番の重責を担う岡本にはメジャー球団も注目している(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 2024年のMLBでは、ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献した大谷翔平をはじめ、多くの日本人プレーヤーが躍動した。さらに、同じくドジャースの山本由伸、カブスの今永昇太、パドレスの松井裕樹の3選手はメジャー1年目にして、チームの主力として高い実績を残している。

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 2023年のワールド・ベースボール・クラシック優勝や、2024年シーズンでの日本人選手の活躍により、米国内からのNPBへの関心は高まり続ける一方だ。当然、来季に向け新たな日本人選手の米球界移籍の噂も現地では大きな話題となっており、その中には、NPBを代表するスラッガーにも、期待の声が向けられているようだ。

 スペインメディア『as』の米国版が現地時間11月3日(日本時間4日)、メジャー移籍の可能性が囁かれる日本、韓国、両国の選手を紹介するトピックを配信。日本からは、すでにメジャー挑戦の意思を表明している巨人の菅野智之、中日の小笠原慎之介、多くの米球団が注目するロッテの佐々木朗希とともに、巨人の主砲である岡本和真の名前も記されている。

 今季もリーグ2位の27本塁打をマークした長打力が最大の魅力であると説く同メディアは、「カズマ・オカモトの強打は日本で注目を集めており、2023年のワールド・ベースボール・クラシック決勝でのホームランも鮮明に記憶に残っている」と振り返っており、「28歳のスラッガーは過去7シーズンで平均30本以上のホームランを記録し、右打席から安定してパワーを発揮できることを証明している」とポテンシャルを高く評価。

 また、オフの動向として「巨人が今オフ、オカモトをポスティングするかは不明だが」と前置きした上で「パワーを求めるチームから注目されると予想されている」と見通すとともに、「アジアでスカウティングを強化しているタイガースも候補の1つとなりそうだ」などと予想している。

 今季、岡本は全試合に出場、4番打者としてチームの4年ぶりとなるリーグ制覇に貢献した。すでに米国内でも注目度が高まっている“和製大砲”は、プロ10年目を終えたオフシーズンが大きな転機となるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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